JO1 白岩瑠姫、5thシングルセンターは必然? 日に日に増すグループ内での存在感

 JO1の5枚目のシングルとなる『WANDERING』が12月15日にリリースされる。新曲「僕らの季節」、テレビアニメ『BORUTO -ボルト- NARUTO NEXT GENERATIONS』のエンディングテーマ「Prologue」のJO1初のダブルリードシングルとなっている。すでに発表されているビジュアルを見ると、5thシングル曲のセンターに立つのは白岩瑠姫になるようだ。白岩はデビュー後、今回が初のセンター。改めて、本日11月19日に誕生日を迎える白岩の魅力に迫ってみたい。

毎回注目のセンターポジション

 これまで、JO1は4枚のシングルと1枚のアルバムをリリースしている。センターポジションに就くのは固定メンバーではなく、リリースごとにかわっていく。デビューシングル『PROTOSTAR』では『PRODUCE 101 JAPAN』の最終順位で1位となった豆原一成がセンターを務めた。

 2ndシングル『STARGAZER』でセンターを務めたのは川尻蓮、1stアルバム『The STAR』表題曲「Shine A Light」では川西拓実が務めた。3rdシングル『CHALLENGER』では河野純喜が抜擢された。

 そして、4thシングルでは再び川西がセンターに。決まった法則があるというわけではなく、パート割が決まったあとに、シングル(アルバム)のコンセプトに合ったメンバーがセンターとして選ばれているという。と聞くと、5thシングルのセンターが白岩瑠姫がなることは必然のことのように思う。

JO1|'僕らの季節' Official Teaser 1

白岩瑠姫=ウィンターソングは最強?

 『PRODUCE 101 JAPAN』の審査中はセンターを務めることも多かった白岩。特に多くの人の心に残っているのがコンセプトバトルで披露した「Happy Merry Christmas」だ。大切な人と過ごすクリスマスを歌ったハッピーなクリスマスソングとなっているが、ここで白岩は観ている人たちに強い印象を与えた。当初はかわいい表情作りに苦戦するものの、ほかのメンバーのサポートもあって自然と良い表情が作れるように。

PRODUCE 101 JAPAN|♫Happy Merry Christmas@#10 コンセプトバトル

 本番ではキュートな表情を見せつつも、本来のクールな雰囲気も覗き、“白岩瑠姫”の魅力を存分に発揮させたと言えるだろう。同時に、冬の寒さから心を守るような温もりが大事になってくる。「Happy Merry Christmas」での白岩は、豊かな表現力で見事に温もりと幸福感をファンに与えた。これは正確に歌う、ダンスをする、というだけでなくいかに伝えたいことを魅せるか、という技術が伴っているからこそ、できることのよう思える。

 今回、12月=冬にリリースされるシングルということで、寒い中でもハッピーな気持ちへと導く役割を白岩は担ってくれるはずだ。

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