King & Prince 岸優太、26歳の誕生日に振り返る成長 天然キャラだけではない、周囲への優しさと責任感
9月29日に26歳の誕生日を迎えたKing & Princeの岸優太。25日には誕生日に先駆けて、グループ公式Instagramで、岸が般若デザインのフェイスガードを装着した画像を投稿。25万件以上(9月27日現在)の「いいね!」がつくなど、早くもお祝いムードに包まれていた。本稿では個人としても、グループとしてもステップアップしたこの1年を振り返りながら、岸の魅力に迫ってみたい。
前述のInstagramの投稿には、「そんな岸くんは2874gで元気に生まれました」と岸の出生時の体重に加えて、命名の際に「こうき」か「ゆうた」で悩み、「優しく太く生きろ」と、願いを込め優太と名付けた両親のエピソードを紹介。続けて「その名の通りに育ってます。岸くんのお父さんお母さんありがとうございます」と結んだ。投稿者の署名はなかったものの、平野紫耀と思しき温かいメッセージが添えられていた。
岸は6月21日スタートの月9ドラマ『ナイト・ドクター』(フジテレビ系)に出演。4年目の若手医師・深澤新を演じた。SNSでは初回から「主役級」「準主役」との声が寄せられたほど新にフォーカスされていたことが象徴しているように、群像劇の中でも存在感を放っていた。救急医療チームの忙しさを横目に内科医であることに胸をなでおろしたのも束の間、院長から声がかかりナイト・ドクターに転身。目まぐるしい現場で奮闘しながらも、同僚の朝倉美月(波瑠)と揉める父親との間を取り持ったり、美月と高岡幸保(岡崎紗絵)のケンカの仲裁に入ったり。仲間を励まし、仲間から励まされ……岸らしさを感じるシーンも多かった。はじめはナイト・ドクターとしての自信が持てずにいたが、少しずつ、着実に自信をつけ成長していく姿を演じた。
これまでも、2013年放送の『仮面ティーチャー』、2014年放送の『近キョリ恋愛~Season Zero~』に出演し、2015年放送の『お兄ちゃん、ガチャ』(いずれも日本テレビ系)ではW主演を務め、舞台『Endless SHOCK』『DREAM BOYS』にも出演するなど、キャリアを積んできた岸だが、『ナイト・ドクター』では新たなフィールドに飛び出し、俳優として一皮むけた姿が見られた。
また、King & Princeはメンバー全員で、8月21日〜22日に放送された『24時間テレビ44 想い〜世界は、きっと変わる。』にて、グループ初のメインパーソナリティを務めた。岸はチャリティ縦軸企画「復興への想いをつなぐ募金リレー」の第一走者として、一生懸命に走る姿を見せたのはもちろん、その後の生放送でも疲れた様子を見せることなく番組に参加していた。放送直前のインタビューで永瀬廉は、「僕がおなかをすかせてたら岸くんがサーモンと卵のバーガーを持ってきてくれました」(※1)と、岸の優しさに触れたエピソードを語っていた。