櫻坂46 菅井友香、『レコメン!』卒業でさらなるステップアップ レギュラー出演で培った功績を振り返る
9月6日に放送された『レコメン!』(文化放送)にて、櫻坂46の菅井友香が9月をもってパーソナリティを卒業することが発表された。菅井はこれまで月曜パーソナリティとして約4年半、番組を盛り上げてきた。いつもは華やかなステージでファンを魅了する菅井も、この番組では普段とは違った素の一面を覗かせる。メールや電話のやり取りによって、リスナーと距離の近い関係性を築けるラジオという場。発表後に欅坂46時代の楽曲「二人セゾン」がかかると、オンエア中に号泣している様子が番組公式Twitterに投稿されていた。この番組がいかに彼女にとって大切な場所だったかがうかがえる。
キャプテンの生の言葉を届けられる貴重な場
櫻坂46はニッポン放送にレギュラーの冠ラジオ番組を持っているが、『レコメン!』はグループのキャプテンである菅井が出演していることもあってか、いつしかグループの公式的な立ち位置になっていたように思う。最新曲の音源を初オンエアする場にこの番組が選ばれることが多く、新作の度にファンが集まり、感想をハッシュタグ「#レコメン」に投稿する光景が広がっていた。
また、メンバーの卒業や活動休止など、グループにとって大きな発表があった際も彼女がこの番組を通して発言することが多かったため、彼女がきちんと言葉にして伝えてあげることでファンが安心するという流れもできていた。たとえば、昨年グループの改名発表があった後の回では「パワーアップっていう意味での改名になりますけど、今までの欅の曲が決してなくなるわけではないし、曲も大切にしていけたらと思ってるので、あまり寂しくなりすぎないようにしたい」と穏やかな口調で前向きなコメントを残し、心配するファンの心を落ち着かせていた。そうした意味でも、グループにとってキャプテンの生の言葉を届けられる貴重な場となっていた。