KinKi Kids、Sexy Zone、A.B.C-Z……ジャニーズグループが見せた、メンバー不在でもエンターテイナーの精神貫く姿
A.B.C-Zは明るいパフォーマンスでファンに寄り添う
8月23日にメンバーの橋本良亮が新型コロナウイルスに感染したことが発表されたA.B.C-Z。これを受けて、同月30日に放送された『CDTVライブ!ライブ!★夏フェス2021』には橋本を除く4人で出演し、ニューシングル表題曲「夏と君のうた」を披露した。パフォーマンス前には河合郁人が「橋本はお休みなんですけど、4人全力で頑張りますので、皆さんぜひ聞いてください」とコメントし、全力でパフォーマンスを届けた。また、9月1日の『スッキリ』(日本テレビ系)には8年ぶりに生出演し、『スッキリ』のオープニング曲に五関晃一が振りを付け見事なアクロバットを披露、ラストは“スッキリポーズ”でキメた。さらに「夏と君のうた」では、橋本の等身大パネルを囲みパフォーマンスを届け、SNSでは「朝から幸せな時間をありがとう」「はっしーのパネルとのパフォーマンス最高」とファンの喜びの声が溢れた。
『スッキリ』の公式Twitterも、番組終了後に橋本のパネルを囲んだメンバーの画像を、「来年の10周年の時もお祝いしたいです」とのコメントを添えてツイート。するとポニーキャニオンによるA.B.C-Z公式アカウントもパネルを囲むメンバーの写真付きで「次は5人でお邪魔させてください」と発信するなど盛り上がりを見せた。
橋本は出演予定だった音楽劇『ブンとフン』が全公演中止となるなどファンにとっても寂しい状況ではあったが、4人が明るいパフォーマンスを届けることで、橋本含む多くの人が勇気づけられたように思う。
いかなる理由であれ、メンバーが揃わない状況にあっても、常に“Show Must Go On”の精神を貫き、ファンにエンターテインメントを届けてくれる彼らには、ジャニー喜多川氏から継承したジャニーズイズムが確かに満ち溢れている。