“日プ2”『THE FIRST』『Girls Planet 999』…各オーディション番組テーマ曲の特徴は? まっすぐに表現する練習生の努力

 現在ABEMA、Mnetで配信中のオーディション番組『Girls Planet 999 : 少女祭典』 も、テーマソング「O.O.O」の人気が高い。同番組は、韓国・日本・中国から練習生が参加し、グローバルグループの結成を目指し現在もオーディションが進められている。「O.O.O」は、これまでMnetで制作されたオーディション番組と同様に未来への希望に溢れる王道ソングである。その中でも、“ガルプラ”らしさが溢れるポイントとしては、歌詞の中でも登場する〈Over〉というキーワードだろう。楽曲のタイトルも、“Over&Over&Over”という意味が込められており、苦難を乗り越えデビューを掴み取る意味のほか、国境を越えて練習生が参加することもアピールされている。また、楽曲構成にも注目が集まっている。ピアノの音色から始まり、オーデイション番組ならではの壮大な世界観やキラーパートもあるが、途中転調によって雰囲気がガラッと変わり、ラップパートが登場するなど、練習生に対してこれまで以上に高いレベルが求められているという印象も受けた。『Girls Planet 999』は、今後も様々なドラマを見せてくれることを期待させており、必見のコンテンツと言えるだろう。

[Girls Planet 999] ‘O.O.O’ Performance (99인 ver.)

 オーディション番組のテーマソングには定番感と各番組の特徴の両方を感じられる。また、放送終了後も見返すことが多いオーディション番組は、テーマソングを聴くと当時の盛り上がりを追体験できるため、番組とテーマソングの関係は想像以上に深いのだ。

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