J.Y. Park × PSY主宰オーディション『LOUD』で高評価の日本人メンバーは? 出演者によるパフォーマンスの見どころ
第1ラウンドでは、元サバイバル番組出演者やアイスホッケー選手出身のイ・ドンヒョンなどさまざまなジャンルからの一般参加者に加え、JYPとP NATIONの現役練習生も参加者として一緒の審査を受けるというのが、このサバイバルの大きな特徴とも言える。おそらく、両事務所ともにある程度デビュー予備軍と目されるメンバーはいるが、そういった練習生の中に加わることでグループに新鮮なケミストリーを起こしてくれる起爆剤のような、新たな存在の発掘を期待することが、このサバイバルオーディションの狙いのひとつでもあるのではないだろうか。
その期待通り、第1ラウンドでは他のサバイバル番組ではあまり見ることがないようなバラエティに富んだ自己アピールが繰り広げられていた。第2ラウンドには35人が進出し、第1ラウンドで振り分けられた事務所ごとに組まれた2~3人単位でのチームミッション対決が繰り広げられる。チームごとに対決を行い、負けたチームのメンバーは脱落候補になる。
第2ラウンド以降のパフォーマンス楽曲はStray Kids、2PMのようなJYPやPSYの楽曲、Block BやMOBB、iKON、Wanna Oneのような第3世代定番曲だけでなく、ATEEZやMCND、TREASUREのような新しい第4世代の楽曲まで幅広くカバーされているところも見どころと言えるだろう。
アレンジもそれぞれ独自に施したり、バレエやモダンダンスのチームがBTS「Black Swan」をパフォーマンスしたりと、組み合わせや楽曲の多彩が楽しめる。また、あえて経験者と経験が浅い参加者を組ませたり、19歳のチャン・ヒョンスと10代になったばかりの最年少だが実力は飛び抜けているコウキとナ・ユンソの2人を組ませたりと、「グループアイドルとはどういうものなのか」という原点をわからせようとしているかのような課題が、このラウンドでの見どころと言える。
第3・第4ラウンドは「JYP's Pick」「PSY’s Pick」としてそれぞれの事務所が必要とする課題が与えられる。第3ラウンドのJYP's Pickでは、作詞作曲が可能なメンバーが軸の音楽創作チーム・歌やダンス全体の平均値が高いアイドルチーム・ダンスに特化してスキルが高いメンバーによるダンスチームが課題ごとに対決する構成で、それぞれがJYPの事務所で基礎トレーニングを受けて対決する。
特に音楽創作チームの対決では、オール韓国語歌詞で扇子など韓国的な要素を取り入れた「開花(Flowering)」や、状況を反転させようという意味が込められ、ラップを軸にキャッチーな一曲に仕上がっている「Coin」、個性強めのメンバーがそれぞれの長所上手くまとめた「Unboxing」など、バラエティ豊かな楽曲が揃っている。音楽創作チームのオリジナル曲を含むパフォーマンス音源は部分的に配信されており、各種ダウンロード・ストリーミングサイトにて視聴可能だ。
『LOUD』は現在クライマックスに差し掛かっているが日本ではdTVでの配信もあり、まだまだ盛り上がりはこれから。「誰がデビューするのか?」に加えて「どちらの事務所からデビューすることになるのか?」というのも、最後まで気になる部分だ。夏休みを利用して、今から新しいグループ誕生までの軌跡を追いかけてみてはどうだろうか。
■楽曲配信
JYP×PSY「LOUD」プレイリスト
LOUD - ラウンド別配信音源 Linkfire
■番組配信情報
『LOUD』
dTVで日本独占配信中(3話まで公式YouTubeにて無料配信中)
毎週土曜午前0時よりdTVにて1話ずつ配信中で最終回(15話)は日韓同時生配信
・本編1話:https://youtu.be/cAT8kbr9SyE
・本編2話:https://youtu.be/TU7vwH9OlAE
・本編3話:https://youtu.be/lDSFvTKoTsU
番組公式サイト: https://video.dmkt-sp.jp/ft/p0007943
LOUD公式Twitter: https://twitter.com/LOUD_dTV
LOUD公式YouTube: https://www.youtube.com/channel/UCf3VIuJGXWEOoNAp59Kk7Tw
予告映像YouTube: URL:https://youtu.be/qCh1mt4doe8
LOUD公式ハッシュタグ:#LOUD