『Girls Planet 999:少女祭典』テーマソング、バイラルで存在感 “ネクストNiziU”としても期待したい多方面な聴きどころ

参照:https://spotifycharts.com/viral/jp/weekly/latest

 Spotifyの「バイラルトップ50(日本)」は、最もストリーミング再生された曲をランク付けした「Spotify Top 50チャート」とは異なり、純粋にファンが聴いて共感共有した音楽のデータを示す指標を元に作られたプレイリスト。同チャートを1週間分集計した数値の今週分(8月12日公開:8月5日~8月11日集計分)のTOP10は以下の通り。

1位:ロス「自主」
2位:J.UNA「Butterfly」
3位:Girls Planet 999「O.O.O (Over&Over&Over)」
4位:The Kid LAROI「STAY (with Justin Bieber)」
5位:Steelix「Lay It Down」
6位:millennium parade, Belle「U」
7位:Skepta, Pop Smoke「Lane Switcha (feat. A$AP Rocky, Juicy J & Project Pat)」
8位:Good Gas, JP THE WAVY「Bushido」
9位:KIMMUSEUM「We're Already」
10位:TAKU INOUE & 星街すいせい「3時12分」

Girls Planet 999「O.O.O (Over&Over&Over)」

 今年の夏を制するヒット曲は、どんな楽曲だろう。8月、夏真っ只中の最新バイラルチャートの結果を見ていこう。気になるトップ3は、先週のチャートと順位の変更がなく、ロス「自主」、J.UNA「Butterfly」、Girls Planet 999「O.O.O (Over&Over&Over)」が引き続きチャートを強く牽引している。4位には、先週6位だった18歳の注目ラッパー、The Kid LAROIの「STAY (with Justin Bieber)」がランクアップ。最新のグローバルバイラルチャートでも6位にランクインしているだけに、日本国内にもその人気が伝播しているようだ。初登場で7位にランクインしたSkepta, Pop Smoke「Lane Switcha (feat. A$AP Rocky, Juicy J & Project Pat)」と8位にランクインしたGood Gas, JP THE WAVY「Bushido」は、どちらも映画『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』のサウンドトラックに収録されている楽曲である。Pop SmokeやA$AP Rocky、Ty Dolla $ign、Lil Babyといった世界的にメジャーな錚々たるラッパーが参加するこのサウンドトラックに、唯一アジア人として参加するJP THE WAVYの活躍が嬉しい。

 このような熾烈なチャート争いのなか、これからさらにジャンプアップし、今年の夏を彩りそうな楽曲は、Girls Planet 999「O.O.O (Over&Over&Over)」だろう。2週連続3位をキープしてもなお、まだまだ勢いが衰える兆しがない。日本、韓国、中国の少女たちが繰り広げるグローバルガールズグループデビュープロジェクト『Girls Planet 999:少女祭典』は、応募総数1万3千名の中から選ばれた各地域33名、合計99名が集結した精鋭である。

[Girls Planet 999] ‘O.O.O’ Performance (99인 ver.)

関連記事