JO1『STRANGER』リリース記念オンラインショーケース現場レポ パフォーマンス、トーク、感謝の思い…すべてが詰まった時間に
続いては、企画コーナー「JO1のREALな話」。真実の口(嘘発見器)に手を入れた状態で、質問に対してすべて「いいえ」で答えるという企画だ。挑戦したのは與那城、木全、大平、鶴房の4人。真実の口の餌食になったのは「かっこよくて得したことはあるか?」という質問を受けた與那城と、「メンバーに言えない秘密がある?」という質問を受けた鶴房。特に與那城は設定が間違っていたようで、強烈な電流を受けてしまう。その裏側では川西が鶴房の髪型を直してあげていたり、鶴房が真実の口から出る音に対してハモって周りが笑っていたり、ほっこりするやり取りが多々行なわれていた。続いては「Freedom」トーク。自分より年上のメンバーに対してはタメ口、年下のメンバーに対しては敬語で話すというルールのもと、最年少の豆原がMCを務める。「Freedom」の曲紹介、込めた思い、笑えるエピソード、見どころなど、メンバーたちは年上メンバーにここぞとばかりにタメ口を使ってワイワイとトークを繰り広げていく。
その流れのまま、「Freedom」のパフォーマンスへ。「REAL」とはまたひと味違う、どこかセクシーさのあるパフォーマンスだ。「Freedom」に限ったことではないのだが、JO1のパフォーマンスはフォーメーションがコロコロと変わっていくため様々なメンバーがセンターポジションに立つ。それぞれの良さが出ており、見どころたっぷりだ。
続いては『STRANGER』に収録されている楽曲紹介へ。「ICARUS」に込められた思いを聞かれた川尻は「イカロスの翼のようにいつか儚く散ってしまう夢とわかっていても、太陽の彼方にいるあなたのもとへ飛んでいこうという、切なくも力強いメッセージを込めました」とミュージカル調にコメント。それを受けて、「Blooming Again」について聞かれた川西と金城碧海もミュージカル調に答えようと試みていた。そして、「“おやすみダンス”が見どころ」(河野)という「Dreaming Night」のパフォーマンスへ。他の2曲とは違い、全員が笑顔で楽しそうにパフォーマンスしていたのが印象的だった。
パフォーマンスが終わると「STAY」の楽曲紹介を経て、メンバー同士でチェキを撮り合う「JO1カメラリレー」のコーナーへ。ワイワイと撮影されたチェキは、後ほどSNSにアップされるので要チェックだ。ここで、デジタルトレーディングカードが今回も用意されていること、「REAL」のMVが100万回再生を突破したことなどお知らせ。公約である「STAY[SUMMER VER.]」について尋ねられると、「テーマは“JO1の夏”。海ではしゃいでるところとか、夏の良いところを詰め込んで、弾けるMVにしたい」と答える白岩。しかし、海に行くことはまだ秘密だったようで、「あれ……言っちゃった」と慌てる場面もあった。
最後は7月29日に23歳の誕生日を迎えた佐藤のバースデーサプライズを経て、JAMへの挨拶。「僕たちも楽しかったですし、皆さんも楽しんでいただけていれば嬉しいです。こうやってステージでパフォーマンスできるのも、大事なメンバーの誕生日を迎えられたのも、JAMの皆さんのおかげです。これからもずっとそばで応援してください!」(川尻)、「またみんなとちゃんと会場で会えたらなと思っています。また会いましょう」(木全)、「感謝の気持ちでいっぱいです。僕らが返せるのはパフォーマンスなのでこれからもステージに立てるように、皆さんに恩返しできるように頑張っていきます」(大平)と、それぞれ丁寧に言葉を紡いでいた。最後は「JAMのみんな、ありがとう」と声を揃え、「以上、JO1でした!」とイベントに幕を下ろした。
配信が終了すると「最後までお付き合いいただき本当にありがとうございました。これからもよろしくお願いします」と挨拶をし、深く頭を下げながらステージを後にしていったメンバーたち。日に日にレベルが上がるパフォーマンス、思わず笑みがこぼれてしまう平和なメンバー同士のやり取り、そして感謝の姿勢、すべてを持っているJO1がさらに飛躍していってくれることを切に願ったイベントであった。