ORβIT、音源では味わえないライブ感溢れたファンミーティング 日韓をつないだ7人のパフォーマンス

 最後は、「やっと歌ったり、踊ったりできて楽しかったです。ライブも楽しみにしていてください」(YOONDONG)、「直接歌を届けるのが僕たちの目標なので悔しい部分もあったけど、オンラインで皆さんに笑顔を届けられたかなと思います」(TOMO)など、一人ずつ挨拶をし、最後の楽曲のパフォーマンス準備に入った。するとMCの古家が1通の手紙を朗読し始める。それは、メンバーたちがどんな思いで活動をしてきたかが綴られた、EαRTHに送られた手紙だ。新型コロナウイルスの影響や日韓の物理的な距離から、思うような活動ができないでいた正直な歯がゆさも書かれており、EαRTHのことを考えて綴られたということが伝わってくる。その手紙の送り主は「21世紀を忙しく生きていくキムヒ(=HEECHO)」。泣かない理由が見当たらない手紙の後は、7人全員での「Lazurite」。手紙の内容も相まって、歌詞が心に刺さったEαRTHも多かったはずだ。こうして彼らは7色の美しい歌声のプレゼントを送り、ファンミーティングに幕を下ろした。

 ソロ曲を3人で歌ったり、ユニット曲をソロで歌ったりと、音源では味わえないライブ感に溢れていた『ORβIT 1st ONLINE FANMEETING 「to EαRTH」』。同イベントを通して感じたのは、ORβITはダンスを(ほぼ)封印しても歌声だけで勝負できるグループだということ。そして、どうすれば自分たちが魅力的に見えるのか知り尽くしているグループだということだ。2021年9月25日、26日に待望の『THE FIRST ONLINE LIVE「With」』が開催されることも発表された。この先、彼らが存在感を増していくことは間違いないだろう。そして、彼らのパフォーマンスを直接見られる日が一刻も早く訪れることを願う。

ORβIT公式サイト

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