Snow Man、「HELLO HELLO」MVと過去作品のリンクから感じるメッセージ どんな色でも表現できる9人
「Snow Manがまた新しい表情を見せてきた」。7月14日発売の4thシングル表題曲「HELLO HELLO」のMVを見て感じたことだ。6月9日にMVが公開されてすぐに話題を呼び、すでに360万再生を超えている(6月12日現在)。同曲はメンバーのラウールが主演を務める映画『ハニーレモンソーダ』の主題歌。公式HPによると「運命的な出会いから“愛すること、愛されること”を知り、『愛』に出会えたことへの喜びを表現した楽曲(※1)」だそうで、映画の世界観を表現したような甘酸っぱさを感じられる曲調が新鮮だ。
同曲のMVでは、これまでSnow Manがリリースしてきた楽曲とはひと味違った魅力をたっぷり味わうことができる。例えば、デビューシングル表題曲「D.D.」は激しいダンスナンバー。クオリティの高いダンスやアクロバットが強みのSnow Manらしさが全開で、Snow Manというグループの特徴を世の中に広めるにふさわしい楽曲だった。
2ndシングル『KISSIN' MY LIPS / Stories』の表題曲「KISSIN' MY LIPS」は一転して大人っぽさがキーワードに。椅子を使った大人セクシーなダンスが特徴的で、エレガントさがありつつも、色気も存分に表現されていた。全英詞というのも雰囲気作りに一役買っており、詞の中身も色っぽい内容になっている。
そして3rdシングル表題曲「Grandeur」では、再び得意分野の疾走感あるダンスナンバーに。しかし、これまでよりも洗練されたクールでかっこいい印象に仕上がっている。
そして続く4thシングル表題曲の「HELLO HELLO」は爽やかでポップでキュートと、これまでの楽曲とイメージがガラリと変わっている。明るい曲調は聴いているだけでも幸福感に包まれるが、MVを見るとさらに幸せな気持ちになってくる。というのも、メンバーたちが楽しそうな笑顔を見せているのだが、それが非常にナチュラルであるためだ。これまで見せてきたクールな表情とのギャップが大きく、どんな色でも表現できる9人なのだと再確認できる。