乃木坂46 賀喜遥香、遠藤さくら、柴田柚菜、林瑠奈……『乃木坂スター誕生!』で期待したい4期生“歌うま”メンバー

 乃木坂46 4期生の新レギュラー番組『乃木坂スター誕生!』(日本テレビ系)が5月10日よりスタートする。

『B.L.T.2019年3月号』

 前身番組に当たる『乃木坂どこへ』ではぶらり旅、『ノギザカスキッツ』ではコントに挑戦してきた4期生が、『乃木坂スター誕生!』では昭和歌謡のカバーに挑戦する。これまではロケでのコメントやコントにおける芝居、アドリブといったお笑いの力が試されてきたが、今回必要となるのは歌唱力だ。そこで本記事では、『乃木坂スター誕生!』開始を前に、特に歌唱力の光る4期生メンバーを紹介する。

 まず、最初に名前を挙げたいのが賀喜遥香だ。「I see…」だけでなく、4期生ライブでは「ガールズルール」「インフルエンサー」などでもセンターに立つ賀喜は、先頭に立って歌声を披露する機会が多いメンバーである。『ノギザカスキッツ』での人気沸騰から『4期生LIVE 2020』でも披露となった歌ネタ「やんちゃじゃないかっきー」、さらに『オトラクション』(TBS系)に出演した際も「ピッタシンガー」に参加するなど、その活躍の場は多岐に渡る。

 賀喜の歌唱力に注目が集まったのは、2019年5月に横浜アリーナで開催された初めての4期生ライブでのこと。そこでパフォーマンスした「きっかけ」は一人ひとりが歌い繋いでいく演出で、大サビ前の高音パートを任されたのが賀喜だった。初お披露目から半年。まだまだ初々しさが色濃く見える4期生の中で、賀喜は伸びやかに、綺麗な歌声を響かせていた。その後、同年9月の『真夏の全国ツアー』明治神宮野球場公演では、生田絵梨花、伊藤純奈、久保史緒里とのユニット・NOGEAMGIRLSで「Dear white rice」(「白米様」)を熱唱。生田を筆頭に各期生から歌の上手い精鋭が集結したユニットで、賀喜も公式にその一人として参加した形だ。昨日、配信となった『9th YEAR BIRTHDAY LIVE ~4期生ライブ~』での「ダンケシェーン」も賀喜の低音ボイスを活かした、生田の姿を想起させる見事な歌い出しだった。

8th YEAR BIRTHDAY LIVE 特典映像予告編

 そして、多くのファンの記憶に刻まれているのが、2020年2月に開催の『8th YEAR BIRTHDAY LIVE』にて、ソロで歌唱した「強がる蕾」。その楽曲を歌う重みや会場であるナゴヤドームの大きさがプレッシャーとなって賀喜は涙が溢れ、歌えなくなってしまう。けれど、そこから賀喜は徐々に音程やピッチを取り戻し、大サビには力強い歌声とともに満開の笑顔を咲かせる。バックステージで見守るメンバーのドキュメントとして、公式YouTubeにも動画が上がっている賀喜を語る上で外すことのできないライブの一つだ。

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