三代目J SOUL BROTHERS メンバー分析【入門編】Vol.5:ELLY

三代目 J SOUL BROTHERS ELLY、グルーブで伝える抜群のダンス ジャンルの垣根を越え活躍するムードメーカー

 2010年、当時すでにEXILEのパフォーマーとして活動していたEXILE NAOTO(以下、NAOTO)と小林直己を中心に、『EXILE presents VOCAL BATTLE AUDITION 2~ 夢を持った若者達へ~』から選出されたボーカルの今市隆二と登坂広臣、パフォーマーのELLY、山下健二郎、岩田剛典で結成された7人組ダンス&ボーカルグループ、三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE(以下、三代目 J SOUL BROTHERS)。昨年11月10日にデビュー10周年を迎えた彼らは、グループとしての活動を越えて、俳優・番組MCなどマルチに活躍中。今やTVで見かけない日がないほど、国民的グループとなっている。本稿では、そんな三代目 J SOUL BROTHERSのメンバーを1人ずつフィーチャー。第5回は、パフォーマーのELLYについて紹介していく。

ELLY

 ELLYは、1987年9月21日生まれで青森県出身。米軍のキャンプがあるヒップホップが盛んな街に生まれた。そのため、小学生の頃から「地元のレコードショップに行ってアナログ盤を買っては店長さんにDJのやり方を教わって、家に帰ってレコード回してました」(※1)という音楽に染まった生活を送っていたそうで、学生時代には、給食の時間に自らミックスした音源を流していたとのこと。それほどまでに音楽好きな彼がダンスと出会うのは自然なことで、映画『ユー・ガット・サーブド』のダンスを観て、実弟でTHE RAMPAGE from EXILE TRIBEのLIKIYAと真似をしていたことが、ダンスに興味を持ったきっかけだったという。その一方、元プロボクサーの父親(元OPBFスーパーウェルター級王者 カーロス・エリオット)の影響で、自身も中学3年生まではボクシングをやっており、バスケットボールなどの球技も得意。特に野球に対しては、プロ野球選手を目指すほど本気で打ち込んでおり、高校3年生の時には高校野球青森県大会準々決勝戦で、現・読売ジャイアンツの坂本勇人選手が在籍する光星学院高等学校と対戦したことも。当時のELLYは強豪校のレギュラー(キャッチャー)だったそうで、『激レアさんを連れてきた。』(テレビ朝日系)に出演した際、「リードして見事に(坂本から)2三振をゲットしたんですよ」と語っている(※2)。

 しかし、野球に専念するために特待生で大学に進学して上京したはずが、大学1年の時、大きく運命が変わった。渋谷のクラブでBASE HEADSというダンスチームのパフォーマンスを観た瞬間、「あっ俺、絶対これになる」と感じ、大学2年には野球部をやめてしまったのだ(※3)。そのまま大学も退学したELLYに家族は否定的だったが、ダンサーとしてビッグになることを決意して、アンダーグラウンド活動を開始。ダンサーとしてもすぐに頭角を現し、2007年には5人組のヒップホップ・ダンスクルー THE TEAMを結成。Crystal KayやJAY’EDのバックダンサーを務めるようになった。すると、クラブやダンスイベントに出演する中で、EXPGの社長から、当時NAOTOと小林直己が所属していたJ Soul Brothers(二代目)が出演する舞台のゲストダンサーをやってほしいとオファーを受け、LDHと関わりを持つように。その舞台に出演したダンサーの中には山下健二郎の姿もあり、2010年4月、EXILE HIROから誘いを受けた2人は、現GENERATIONS from EXILE TRIBEの白濱亜嵐などと共に劇団EXILE風組を結成。ダンサー志望でありながら、まずは俳優として本格的に芸能活動をスタートさせた。だが、EXILE HIROという大きな存在に対しても、ELLYは「僕は劇団やります。でも絶対に音楽とダンスで輝きたいから音楽を作るグループに所属できなかったらやりません」(※4)と宣言しており、EXILE HIROも彼の熱意を受け取り、同年7月、ELLYは三代目 J SOUL BROTHERSのパフォーマーに抜擢される。そして2010年11月10日、三代目 J SOUL BROTHERSはシングル『Best Friend’s Girl』でメジャーデビュー。徐々に知名度を高めていたところ、2014年6月25に発売されたシングル『R.Y.U.S.E.I.』が大ヒットし、国民的グループへと進化を遂げた。

三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE / 「R.Y.U.S.E.I.」Music Video