コロナナモレモモ(マキシマム ザ ホルモン2号店)、ホーム栃木でライブハウスデビュー ド変態を沸かした本店に劣らない熱量

 『コロナナモレモモ ラストシングル発売記念ライブ』が、コロナナモレモモ(マキシマム ザ ホルモン2号店)のホームである栃木県で開催された。場所は足利ライブハウス大使館……すごいネーミングだなと内心思いつつ、足利市駅から10分ちょっと歩く。近くには渡良瀬川が流れており、昭和生まれとしては渡良瀬川=森高千里の名曲「渡良瀬橋」が脳内に自然再生され、ようやく現地へ到着。すでにド変態(※マキシマムザ亮君によって名付けられた2号店ファンの呼称)たちは列を作り、開演を待ちわびている状態だった。ちなみに今日のチケット応募は、ホーム栃木県とその近隣県(福島県、群馬県、埼玉県、茨城県)という条件付きで行われた。

 改めて説明しておくと、今回はマキシマム ザ ホルモンの作品『はじめてのマキシマム ザ ホルモンマスク「ESSENTIALS(エッセンシャルズ)」』の特典CDとして、2号店のラストシングル「LUST」が付いており、そのレコ発という位置付けである。とはいえ、2号店自体も1年半ぶりのライブということになり、もっと言えば、これまでフェス出演が多かったため、純然たるライブハウスデビューはなんと今日が初めて。

 会場内に入ると、感染拡大防止のガイドラインに沿い、床にはきちんと番号が振られたフロアに、ド変態たちが集結。この光景は既視感があると思ったら、2012年3月にSHIBUYA-AX(2014年5月に閉店)にて、マキシマム ザ ホルモン本店が無料イベント『MASTER OF TERRITORY~俺たちにマスはある!~』を開催。客席を全てマス目で仕切った前代未聞のライブをやり切った。規模は違えど、まさにあの景色とそっくり!

 この日は14時半と18時スタートの二部制となり、ここでは夜の部をレポートしたい。開演ジャストに本店 SEでお馴染みのSPACE COMBINEの「Marchin’ Mint Flavors」が流れると、ド変態たちのテンションも一気に上昇。タクマ(歌と6弦)、わかざえもん(4弦と歌)、オマキ(ドラムと歌とニタニタ)、DANGER×DEER(DJ/KSUKE)、「栃木に帰って来たぞー!」とセキはん(キャーキャーうるさい方と女声)が挨拶して、「ぶっ生き返す!!」で戦闘開始。すると、観客も所定の位置で激しくヘドバンを繰り広げ、拳を天に突き上げる。観客もルールを守り、振られた番号の上で感情を爆発させていた。続く「包丁・ハサミ・カッター・ナイフ・ドス・キリ」(正式名称は各単語に×表記)に入ると、男女ボーカルが密に絡み、本店とはまた違うキャッチーな魅力を炸裂。中盤過ぎにベースの低音と浮遊感に富むエレクトロが融合するパートも、2号店らしさが際立っていた。

 「ただいま戻りました、コロナナモレモモだ! 元気しとったかー? 鹿(DANGER×DEER)さん、(新曲を)かっこいいアレンジしてくれた」とセキはんが言うと、「本店のかっこいい曲にダンスパートを付けて……」とDANGER×DEERがマジメに説明した後、ラストシングル収録の「チューチュー ラブリー ムニムニ ムラムラ プリンプリン ボロン ヌルル レロレロ」へ。わかざえもん~タクマ~セキはん~オマキと魅惑のボーカルリレーで繋ぎ、観客もハンドクラップで応戦して大盛り上がり。ダンスパートに切り替わる場面ではセキはんが踊り始めたりと、中毒性の高いカオス感を存分に振り撒く。さらに「ビキニ・スポーツ・ポンチン」が始まるや、爽快なエレクトロと和的なアレンジも効果てきめん。また、セキはんはジュリアナ東京よろしくジュリ扇を振りまくり、底ナシのパーティー感を演出していた。