佐藤結衣の『ラジオdeジャニログ』

Travis Japan、全員での初冠ラジオ番組に挑戦 揺るがぬ絆を感じた『ANNP』

 ジャニーズJr.の人気ユニット・Travis Japanが、4月19日に『オールナイトニッポンPremium』(ニッポン放送)で初めて“メンバー7人全員での冠ラジオ番組”に挑戦した。

Travis Japan

 ラジオパーソナリティという新たな挑戦に「グループ名だけでも覚えてほしい」と謙虚な姿勢を見せつつも、トークテーマが「Travis Japanのすべらない話」と、しっかり爪痕を残していく気満々なところがTravis Japanらしくて頬が緩む。

 トップバッターを務めるのは、今回のMC役にも挑戦した川島如恵留。努力家で優等生、そんなパーソナルイメージを持つ川島が、ハキハキと聞き取りやすい声色で語りだしたのは、その頑張り屋な一面がちょっぴり空回りしたエピソードだった。

 尊敬する先輩・嵐に顔と名前を覚えてもらおうと、『ARASHI LIVE TOUR 2015 Japonism』中、毎朝ステージの端から端までバク転で移動するという荒業を披露していたというのだ。すると、川島と長年の付き合いのある七五三掛龍也が「(川島は)怒ったときもバク転をする」と暴露。かつてケンカをした際に、グルグルと連続バク転を決め込まれ、威嚇されたと続けたのだ。

 たしかに川島は、ジャニーズ内でもトップクラスのアクロバットスキルを誇るメンバーだ。ファンとしても、ぜひそこはラジオを通じて新しく彼らを知ったリスナーにもアピールしていきたいところではあるが、こんな形で伝わることになるとは……。まさにTravis Japanの一生懸命な姿は「すべらんな〜」だ。

 続いて、演技力にも定評のある宮近海斗。最近、3本立て続けにドラマを受けているなど、こちらもファンとしては知ってほしい情報ではある。しかし、誰もが知る豪華キャストとの共演を果たしているにも関わらず、披露されたのは子役メンバーとの無邪気なエピソードというのも、面倒見のいい宮近らしいところ。

 番組冒頭、“すべってはいけない“という高いハードルを前にしたメンバーに「まあ、でも楽しくやっていきましょうよ。みんな味方だから、ここにいるのは!」と声をかけていたのも印象的だった。そんな宮近がリーダーであることからも、Travis Japanに漂うメリハリのあるやさしい世界も伝わったのではないだろうか。

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