SHINeeが貫く“ブレない姿勢” 4人で世界中のファンに届けたオンラインライブ

 4月4日、SHINeeがオンラインコンサート『Beyond LIVE – SHINee : SHINee WORLD』を開催した。昨年3人のメンバーが除隊して以降、4人揃ってでは初のライブとなる。今回のライブは全世界120カ国から約13万の視聴者がリアルタイムで一緒に公演を楽しみ、「#SHINee」「#SHINee_BeyondLIVE」などのハッシュタグもさまざまな国のTwitterリアルタイムトレンド1位を獲得して、SHINeeのグローバルな人気を改めて見せつけた。

 ライブの1曲目は、挨拶がわりのような「Good Evening」。チルでスペーシーな曲にマッチした宇宙を思わせる空間で、椅子を使ったアイコニックなパフォーマンスで幕を開けた。続いてはアップテンポな「Dream Girl」をバンドセットで、こちらもスタンドマイクを使ったエネルギーに溢れたダンスとボーカルで魅了した。続く「I Really Want You」「Heart Attack」は最新アルバム『Don’t Call Me』からの2曲。さらに2015年の楽曲「Married To The Music」をレトロなディスコグルーブという共通のベースで繋いでパフォーマンスしてみせた。最新の曲と6年前の曲を繋いでも違和感がないのは、ここ数年のK-POPでの「ニュートロブーム」に先んじて一貫性のある楽曲をリリースしてきたSHINeeならではと言えるだろう。

 メンバーが移動した巨大な3面スクリーンのあるステージでは、世界各国から視聴するファンの姿がいっぱいに映し出された。メンバーそれぞれが挨拶しながら、オンユは韓国語とインドネシア語、キーはスペイン語と英語、ミンホは中国語とタイ語、テミンは自分からやりたいと立候補したというドイツ語と日本語で多国籍のファンたちに語りかけた。メンバー達がライブの間のMCタイムに、スクリーンに映し出された視聴者からのコメントとリアルタイムに多言語でコミュニケーションをとる姿は、「Beyond The Live」シリーズではお馴染みの光景だろう。

 「美しくてときめく春のような曲です」というオンユのヒントに、ミンホが「テミンみたいな曲だね」と言うと、テミン本人は「キーヒョンが一番体重が重かったときの曲ですよね!」と冗談めいた雰囲気で始まったのは2011年の「Hello」。メンバーそれぞれの声とハーモニーがシンプルに堪能できるこの曲では、ファンにも「みんな一緒に!」と呼びかける場面もあった。続く「Attention」「View」では、オンラインならではの3D効果を駆使したステージ演出も見られた。

 マタドール風のゴージャスな衣装にチェンジしてライブは中盤へ。新曲「CØDE」から始まり、「Prism」へと続くR&Bっぽい雰囲気は、シグネチャーとも言える〈SHINee’s back〉のフレーズから始まる「Sherlock」で一変し、「Everybody」と共に難易度と運動量の多い怒涛のパフォーマンスが続いてオーディエンスを盛り上げた。MCを挟んでからの「Don’t Call Me」では、リアルタイムの映像と事前に撮られた映像をタイミングよくミックスして衣装もチェンジするなど、オンラインならではの演出で視聴者に新鮮な体験を与えてくれた。