佐藤結衣の『ラジオdeジャニログ』

“6人のKing & Prince”は永遠だーー岩橋玄樹の脱退に言及、永瀬廉のラジオから伝わったこと

 King & Princeの永瀬廉が、ラジオ『King&Prince 永瀬廉のRadioGARDEN』(文化放送)4月1日放送回にて、岩橋玄樹のグループ脱退、そしてジャニーズ事務所の退所について言及した。岩橋は、2018年10月19日放送のドキュメンタリー番組『RIDE ON TIME』(フジテレビ系)にてパニック障害であることを明かし、同年11月より治療に専念するために芸能活動を休止していた。

King & Prince

 パニック障害とは、まるで命が脅かされているかのような強い不安や恐怖に突如襲われ、動悸、めまい、発汗、息苦しさ、吐き気、手足の震えなどのパニック発作を引き起こすもの。一度発作を起こしてしまうと「また発作が起きてしまったらどうしよう」と、より不安を強めてしまうこともあるそうだ。(参照:厚生労働省『知ることからはじめよう みんなのメンタルヘルス』)

 当時『RIDE ON TIME』では、ファーストコンサートツアーのリハーサル中に、岩橋が神宮寺勇太に対して「(ヘラヘラして)ふざけてるよ」と胸ぐらを掴み、感情を爆発させるシーンが映し出されていた。髙橋海人とスタッフが止めに入ってことなきを得たが、岩橋は涙ながらに「カッとなり過ぎたのは俺が悪いけど」「メンバーだったらちゃんとやろう」と訴える姿が印象的だった。様々な感情が自分ではコントロールが難しい状態であることが、ファンにも伝わる形となった。

 そんな岩橋に対して、神宮寺は「僕にしか言わないですからね、玄樹って」とまるごと受け止めていた姿も大きな話題となった。同じタイミングでジャニーズ事務所に入り、デビュー前のジャニーズJr.時代から、行動を共にしてきた2人。神宮寺は、岩橋が幼少期からパニック障害を抱えていることを唯一打ち明けられており、その症状にも理解を示し、支え続けてきたというのだ。

 その神宮寺の、岩橋をありのままに受け入れていくスタンスは、King & Princeメンバーにも、そしてKing & Princeを応援するファンにも伝わっていった。ゆっくりと、焦らずに、どんなに時間がかかったとしても、岩橋のタイミングで戻ってきてくれる日を待とう。その共通の想いを胸に、この約2年半を過ごしてきた。

 だからこそ、今回の脱退、そして退所というニュースは、ずっと思い描いてきた夢を諦めなければならないような、大きな喪失感を生んだように思う。永瀬は、そんなファンの気持ちを汲み「驚いた方、心配してくれている方、そして寂しい思いをさせてしまってる方、何より応援してくださっている方。本当に、なんて言うんでしょうね。申し訳ない気持ちでいっぱいです」と寄り添うように語りかけた。

 そして、全員でたくさん話をして、前向きに出した結論であることを伝え、「ホンマに、ちょっとわがままかもしれないですけど、玄樹、そして(平野)紫耀、海人、岸(優太)さん、じん(神宮寺勇太)、そして僕のこういう形ではありますが、新しい一歩を応援していただけるとうれしいなと思います」と続ける。さらに、6人で歌ったデビュー曲「シンデレラガール」を流すと、「玄樹! 野球、教えてください! 4番、目指してます」と少し震えて聞こえる声で岩橋にメッセージを送った。