OWV、YouTube動画から感じるバラエティスキルの高さ 3つのポイントから考察

OWV『Roar』

 OWVの3rdシングル『Roar』のリリース日まで、1週間を切った。作品を追うごとに彼らのダンススキルと歌唱力は成長の一途をたどっている。「Roar」に関してもすでに公式YouTubeチャンネルにMVやDance Performance Videoなどが公開されており、その完成度に期待が高まる。だが、OWVの魅力はパフォーマンス力だけではない。トーク力、とりわけバラエティスキルが非常に高い。YouTube上にも多くのバラエティ動画がアップされており、いずれも声を出して笑ってしまうほど。息の合ったやりとりも見られ、動画として完成度が高いことがわかる。この高いバラエティスキルに繋がっているのは、OWVのどんな部分なのだろうか。

 まず挙げられるのは、役割分担がしっかりしているところだ。メンバーのキャラクターが綺麗に分かれており、自ずと役割分担ができている。リーダーの本田康祐は、基本的に進行役を担っており、料理企画などではリーダーらしくタッグを組んだメンバーを引っ張っている場面が見られる。だが、漢字の読み間違いなど、時折抜けているところを出すのが愛らしい。中川勝就は柔和な関西弁でメンバーのボケにツッコむことが多く、いつも笑顔を絶やさずに見ている人に癒やしを与えてくれている。一方で、天然っぷりも度々発揮。狙った笑いでないからこそ、天然を指摘された後のリアクションまでも面白い。浦野秀太は、とにかく明るいムードメーカー。積極的にボケに徹してメンバーにツッコまれて笑いを生み出しているが、そのボケも的確かつ秀逸。つい「計算されているのでは……?」と思ってしまうほど、知性を感じる。佐野文哉は、冷静沈着にグループを俯瞰して見る役割。だからこそ発せられる言葉がウィットに富んでおり、パッと放つひと言が面白い。こうしてそれぞれキャラと役割分担を持っているからこそテンポが良く、リズムある展開につながっていると言えよう。さらに、4人という人数もちょうどいい。

 次に挙げたい要素は、本気度だ。彼らはどんなことにも常に全力。例えば、芸人のニューヨークとコラボした「【初漫才】本田&中川がニューヨークの『ダブルデート』に挑戦!」、「【初コント】佐野&浦野がニューヨークのコント『ヤクザ』に挑戦!!」。この動画の完成度を見ると、彼らがどれだけ本気で取り組んできたのかが伝わってくる。確認だが、彼らはアーティストであり、芸人ではない。動画内でもニューヨーク・屋敷裕政が「これ何の意味があんの!?」と度々言っていたが、まさにそれに尽きる。それでもOWVは全力で練習し、見事な完成度に達した。ハラハラ感がなく楽しめるのは、どんなことにも本気で取り組む姿勢があるからこそだ。

【初漫才】本田&中川がニューヨークの「ダブルデート」に挑戦!|OWV
【初コント】佐野&浦野がニューヨークのコント「ヤクザ」に挑戦!!|OWV