はるかりまあこ、HALLCA・仮谷せいら・AmamiyaMaakoがユニットという形で手にした明るく軽やかな音楽

 それぞれシンガーソングライターとして活動しているHALLCA、仮谷せいら、AmamiyaMaakoがユニット“はるかりまあこ”を結成し、3月3日にコラボレーションアルバム『TERMINAL』をリリース。リリース記念スリーマンライブを、3月6日に代官山LOOPで開催した。コロナ禍において何を仕掛けて新たな起爆剤とするか、模索しているアーティストは多い。“はるかりまあこ”が選んだのは、共闘という道。今という時代だからこそ生まれたユニットだ。

はるかりまあこという新たな個性

 HALLCAは、2012年に結成されたガールズグループEspeciaのメンバー冨永悠香としてデビュー。2017年にグループ解散後は自ら作詞作曲を手がけるソロシンガーソングライターとして活動し、アルバム『VILLA』などをリリースしている。AmamiyaMaakoは、DTMで楽曲制作し、サンプラーやコンピュータを駆使したライブを行い、女性トラックメイカーとして2017年からアルバム2枚、シングル6枚などをリリース。昨年は「Tiny actor」をリリースしたほか、HALLCA & AmamiyaMaako名義で「Floating Trip」をリリースしている。

 仮谷せいらは、高校1年生の時から本格的に音楽活動をスタートさせ、10代アーティスト限定フェス『閃光ライオット2010』に出演、2012年にtofubeatsの楽曲「水星 feat. オノマトペ大臣」のMVやウォークマンの公式サイトでモデルを務めるなどして注目を集め、2015年に1st EP『Nobi Nobi No Style』でデビュー。tofubeatsのアルバム『lost decade』に収録の「SO WHAT!? feat.仮谷せいら」や、Abema TV『Popteen カバーガール戦争』の主題歌「Colorful World」などで中高生を中心に話題を集めた。

 それぞれソロで活動しながらイベントでの共演をきっかけに交流が生まれ、「やるなら一緒に曲を作ろう」とコラボに発展。最初にできたのが『TERMINAL』に収録の「Glitter」で、“はるかりまあこ”という名前は、昨年夏頃に仮谷が命名したとのこと。

 透明感のある歌声を聴かせるHALLCA、圧倒的な存在感のある歌声の仮谷せいら、そしてガーリーな雰囲気ながらラップも聴かせるAmamiyaMaako。三者三様の活動を行ってきた三人ではあるが、打ち込みのトラックとシティポップ調のサウンドを共通項として、自然な形で融合し、新たな個性を生んだのが『TERMINAL』だ。