TOMORROW X TOGETHER、Stray Kids、JO1……「THE FIRST TAKE」の“一発撮り”で実力知らしめたボーイズグループ
グローバルボーイズグループ・JO1はメンバーの河野純喜がソロで登場した。河野は、JO1のデビュー曲である「無限大(INFINITY)」と、シングル『STARGAZER』収録曲である「Voice(君の声)」の2曲を披露した。グループではムードメーカーとして知られている河野だが、ボーカルとして高い実力を持っており、「THE FIRST TAKE」ではそのギャップを見せつけた。まっすぐな歌声で視聴者を癒した河野。本来は11人のメンバーで歌う楽曲を1人で披露したが、難しい歌唱パートやラップもこなすスキルをアピールすることとなった。デビュー前までは歌やダンスは未経験だったことは驚きであるが、練習生時代から「歌うことが好き」という気持ちを爆発させていただけに、その思いがストレートに伝わった。「THE FIRST TAKE」の独特な緊張感も、河野の感動的な歌唱を演出するのに大いに貢献していた。
「THE FIRST TAKE」が支持されるのは、楽曲の良さやアーティストの歌声を堪能できるからというだけでなく、心に真っすぐ届く思いやそこに付随するストーリーがあるからではないだろうか。“一発撮り“で実力を知らしめたボーイズグループはこれまでのファンだけでなく、また新たな層から注目を集めることになるかもしれない。
■momotoxic
ブロガー。自称”楽曲派”。Twitter:@momotoxic1006