瑛人、素朴な人柄と天然キャラでバラエティでも活躍? 明石家さんま、バナナマン&サンド……大物芸人とも共演相次ぐ
そんな瑛人は、12月19日に『第8回明石家紅白!』(NHK総合)で初めてお笑い界の重鎮・明石家さんまと初対面を果たした。そこで、さんまが目をつけたのは瑛人が自分でもよく口にしている“鼻炎”の影響だ。歌っている時には意識して声を鼻に通さないようにしているようで普段はあまりわからないが、瑛人は喋ると少しだけ鼻が詰まったような声になる。トーク冒頭で、瑛人は目上の人に「頑張れよ」と言われ、「お前も頑張れよ」と上から目線で返すジミー大西のギャグをさんまと一緒にやりたいと提案したが、瑛人が「お前も頑張れよ」を鼻声で披露するとさんまは爆笑。トークの中心が別の出演者に変わっても、番組中に何度も瑛人は同じギャグを振られていた。その度に絶妙な温度感でさんまの振りに答える瑛人。いじりがいのある彼をさんまも気に入ったようで、最終的には「瑛人が面白い」という理由で『明石家紅白』は白組の勝利に終わった。
これまでもさんまがMCを務める番組出演をきっかけに、個性を見出されたりゅうちぇるやアインシュタインなどもブレイクを果たしており、今後瑛人もバラエティで活躍する日が近いかもしれない。何より12月30日にはバナナマンとサンドウィッチマンの冠番組『バナナサンドSP』(TBS系)への出演が決まり、バラエティ番組にも初登場。『めざましテレビ』(フジテレビ系)でも12月限定で水曜日のプレゼンターを務めていたこともあり、2021年は音楽番組以外での活躍も期待できそうだ。
■苫とり子
フリーライター/1995年、岡山県出身。中学・高校と芸能事務所で演劇・歌のレッスンを受けていた。現在はエンタメ全般のコラムやイベントのレポートやインタビュー記事を執筆している。Twitter:@bonoborico