桑田佳祐、サザン『ほぼほぼ年越しライブ』について語る! 嵐へのエールも

桑田佳祐『ほぼほぼ年越しライブ』を語る

 サザンは42回目のデビュー記念日を迎えた今年6月25日にも、横浜アリーナで『サザンオールスターズ 特別ライブ 2020「Keep Smilin' ~皆さん、ありがとうございます!!~」』と題した無観客配信ライブを行っている。このことについても、ファンから印象的なメッセージが届いていた。

「今年の重大ニュースは、やはりコロナの感染拡大と東京オリンピックの延期ですね。でも、閉塞感と無力感いっぱいの日々のなか、サザンがライブをするというニュースを聞いたときの感動は今も忘れません。慣れない配信に手こずりながらも、スマホの画面に見えた、スタンドの椅子一つひとつに置かれたリストバンドの映像を見たとき、涙が出ました。笑顔を忘れず、前を向くことの大切さをあらためて教えていただきました」

 桑田は「こちらこそ教えてもらっています。“ありがとう”ですよ」として、2020年東京オリンピック共同企画のテーマソングであり、五輪の延期が発表された後も、コロナ禍で悩みや不安を抱える人たちを優しく鼓舞するように響き続けている「SMILE~晴れ渡る空のように~」をオンエア。そして最後には、「はっぴいえんど」を生歌で披露した。ファンならよくご存じのように、活動休止からの復帰第一作目となったアルバム『葡萄』(2015年)の収録曲で、命あること、そして多くの人々に支えられていることへの感謝を歌った名曲だ。

 桑田が今回の年越しライブを決めた背景には、やはりコロナ禍で元気を失っている人々の心を少しでも軽くしたい、楽しんでもらいたい、という思いがあったようだ。今回の放送でも、「私の知り合いの飲食店の方々なども、生き残りをかけて大変な思いをしている。いろんな分野で、みなさん大変なご苦労をされていて、人生観すら変わらざるを得ない状況だと思います」と、リスナーの心に寄り添いながら、「ここはもうしばらくのガマン!」と、今を前向きに生きることの大切さを伝えていた。そんな桑田、サザンオールスターズが、この2020年の締め括りにどんなライブを見せてくれるのか。今から楽しみでならない。

『Keep Smilin’〜“出来ることから”ちょっとずつ〜』特設サイト

■radiko.jpタイムフリー聴取機能では、過去1週間以内に放送された番組を視聴可能
『ニッポンハム ムーンライト・ミーティング 桑田佳祐のやさしい夜遊び』

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