JUJU×亀田誠治、絆が垣間見えた『V.I.P. ―JUJU―』での濃密な対談 『俺のRequest』制作背景や配信ライヴへの思いが明らかに

 一方自宅で家族と共に『ジュジュ苑』を見た亀田は、「すごく楽しそうで、調子が良さそうに見えた」と感想を述べる。その言葉を聞いたJUJUは、昨年の始めに歌を諦めようかと思うほどの不調に陥っていたことを告白。「思うように歌えないのが苦しいし、見に来ていただいているのも心苦しくなっていた」「この先どうしたらいいのかすごく悩んでいた」と素直な言葉で辛い日々の想いを語る。そんなJUJUを救ったのは、ファンの存在だった。「元々人前で歌うライヴが苦手だった私が、見に来てくれる皆さんのおかげで、今はライヴが一番大好きなことに変わったから、今諦めたくない。もう一回マイナスから自分を立て直そう」と再び前に進みだし、「ようやく最近自分の中で糸口が見え始めてきた」という。「だから(亀田さんに)今そう言っていただいて、ちょっと泣きそう」と、微かに声を震わせながら語るJUJU。これまで深く頷きながら聞き役に徹していた亀田は、ここ最近のJUJUの活動の流れを「本当に良い感じじゃん!」と絶賛。「コロナを経て、『俺のRequest』がきて、配信ライヴっていう流れに、僕もJUJUからエネルギーをもらった。人と人が生きていく中で、やっぱり音楽や歌っていいなって思えた」と語り、JUJUの活動から改めて音楽の持つ力を感じたようだ。

 対談のラストは、今後チャレンジしたいことについて。JUJUは少し考えてから、「一日でも長く同じチームで仕事をして、一日でも長く歌い続けたい」と、彼女らしい答えを出した。亀田も穏やかな笑みを浮かべながら深く頷き、「俺も全く同じで、今あることをひたすら続けていきたい。そうすればコロナで重たい蓋がずっとある状況も、いつの間にか何かが変わる気がする」と語る。「何があっても仲間を繋いでくれるのが音楽。その音楽に携わることができて、亀田さんをはじめとする皆さんにお力添えいただいて、こんなに幸せな歌手人生なんてない。だから谷に落ちている場合じゃないです、私。頑張ります!」と、最後はJUJUの力強い言葉で締めくくり、音楽家同士の絆が垣間見える濃密な対談を終えた。

 なお、番組は11月23日24時からと12月12日19時からリピート放送予定だ。

■放送日程
スペースシャワーTV
『V.I.P. ―JUJU―』
<初回放送>
11月8日(日)20:00~21:00
<リピート放送>
11月23日(月)24:00~25:00
12月12日(土)19:00~20:00

番組ページ

関連記事