THE YELLOW MONKEYがライブを通して繋ぐエンタメの未来 厳戒態勢で行われた東京ドーム&横浜アリーナ公演を見て

各会場でガラリと変わるセットリストーー90年代ツアー彷彿とさせた横アリ公演

 また、このドーム公演から4日後の11月7日に横浜アリーナで開催された『THE YELLOW MONKEY 30th Anniversary LIVE -YOKOHAMA SPECIAL-』についても触れておく。東京ドームから日本武道館までの4公演、すべてに裏テーマが用意されているという今回の『THE YELLOW MONKEY 30th Anniversary LIVE』。横浜アリーナは映画『ロッキー』のテーマソング「Gonna Fly Now」に導かれてメンバーが登場すると、唐突に「パンチドランカー」からライブを開始。この演出は、1998~99年に全113本にわたり開催された過去最長ツアー『PUNCH DRUNKARD TOUR』の千秋楽と重なる。

 以降の選曲もアルバム『SICKS』(1997年)、『PUNCH DRUNKARD』(1998年)、『8』(2000年)からの楽曲を中心とした、バンドが横浜アリーナでライブを始めた頃の雰囲気を伝えるマニアックなもので、「O.K.」のようなレア曲披露や「TVのシンガー」から「ゴージャス」への流れ、「甘い経験」での会場がひとつになって踊る場面などは『PUNCH DRUNKARD TOUR』を彷彿とさせるものがあった。特に、吉井の「この会場でこれからも素晴らしいエンターテインメントが続きますように」というメッセージに続いて披露されたラストナンバー「SO YOUNG」も、『PUNCH DRUNKARD TOUR』の最後を締めくくった1曲。当時よりひとまわりもふたまわりも逞しく成長した今のTHE YELLOW MONKEYが、良い思い出も苦い思い出もたくさん詰まった横浜アリーナでこのような楽曲をエモーショナルに披露することは、擬似的な“シーズン2のエンディング”の直後だけに感慨深いものがあった。

 THE YELLOW MONKEYはこのあと、12月7日に国立代々木競技場第一体育館、12月28日に日本武道館でもライブを行う。すべてが良き方向に作用して、最高の形で“30th Anniversary Year”を締めくくってほしい。今はそれだけを願っている。

 なお、バンドはこの“30th Anniversary Year”の置き土産として約20年ぶりとなるライブ・アルバム『Live Loud』を2021年2月3日にリリースする。本作には昨年から今年にかけて行われたナゴヤドーム、京セラドーム、東京ドームの3公演から、ファン投票をもとに収録曲が決定。特設サイトでは12月13日いっぱいまで投票を受け付けている。

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■リリース情報
THE YELLOW MONKEY
ライブ・アルバム『Live Loud』

【通常盤(1CD)】
価格:2,800円(税別)
品番:WPCL-13271

【初回盤(2CD)】
価格:3,000円(税別)
品番:WPCL-13269/70

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収録内容発表:12月28日(月)日本武道館公演後

■ライブ情報
『30th Anniversary LIVE -YOYOGI SPECIAL-』
2020年12月7日(月)国立代々木競技場第一体育館
<チケット情報>
10/17(土)10:00~11/8(日)23:59 チケットぴあにて先行販売中
受付はこちら

『30th Anniversary LIVE -BUDOKAN SPECIAL-』
2020年12月28日(月)日本武道館

<チケット情報>
11月2日(月)18:00~15(日)23:59
オフィシャルファンクラブ「BELIEVER.」最速先行受付
※リンクをお知らせくださいませ。

【4公演共通】
※入場制限/6歳以上チケット必要(6歳未満入場不可)
※枚数制限/2枚
※オール電子チケット
※座席番号表示は公演2日前

■関連リンク
30th Anniversary LIVE特設サイト

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