Sexy Zoneの魅力は、5人揃うことでより光るーーメンバー全員で初出演飾った『ANN』は新たな歩みを勢いづける放送に

10年後のSexy Zoneは……

 5人ならではのワチャワチャとしたやりとりが盛り上がり、「#セクゾANNP」のTwitterのハッシュタグも世界トレンド1位を獲得。全編英語歌詞の楽曲を披露するなど、世界を意識した活動を見せているSexy Zoneの、新たな歩みを勢いづける生放送となった。

 番組終盤には、メンバーがそれぞれ1~10年後の自分たちを未来予想したリレー朗読を実施。佐藤が「こうして5人でラジオが出来ているということは、本当に当たり前のことじゃなかった」と振り返るように、彼らの約10年は予想外のことばかりだった。だからこそ、今こうして5人で笑い合えていることに感謝しながら、次の10年を目指そうという企画だ。

佐藤:1年後。きっと僕らは、Sexy Zoneみんなで東京ドームに立っています。
中島:2年後。きっと僕らは、海外ツアーをやっており、アメリカの歌番組に初出演。勝利は役で坊主にしており、松島は料理番組、菊池はゲーム番組の司会、中島はSNS解説、マリウスは海外ファッション誌の表紙に。
菊池:3年後。きっと僕らは、松島が謎の資格を取得。マリウス、グレる。
マリウス:4年後きっと僕らは、冠番組を持っている。
松島:5年後。きっと僕らは、なぜか無職。5人全員一緒にワンルームの部屋で共同生活。
佐藤:6年後。きっと僕らは、大きな会場も大事だけど、日本全国のみんなに会いに行くファンイベントを回っています。
中島:7年後。きっと僕らは、Sexy Zoneのバーチャル版が誕生し、実際のSexy Zoneとコラボする。5対5の10人で歌を歌う。
菊池:8年後。きっと僕らはGACKTさん、ROLANDさん、中島の流れができている。佐藤、とっくに料理に飽きる。
マリウス:9年後。きっと僕らは髭を生やしてステージに立つ。
松島:10年後。きっと僕らはなぜか全員丸坊主で寺修行をしている……

 ファンとメンバーの間を繋ぐバランス感覚を持った佐藤。豊かな想像力で無限の広がりを見せる未来にワクワクする中島。Sexy Zoneと言われると、つい自分のことよりもメンバーのことが先に出てきてしまう兄貴気質の菊池。

 そんな3人に対して、意外とドライでシンプルなマリウスに、まったく読めない未来を予想した松島。もちろん総ツッコミを受けるのだが、聡マリの願いはどんなに世界が広がっても、どんなに窮地に立たされても、5人一緒に生きて年を重ねていくということなのだろう。

 そんなに長く書くものだと思わなかったのだと弁明するマリウス。松島も「続きがあるの、なぜか寺修行して清めました……その後に『世界に一つだけの花』のようなヒットソングを出して、音楽の教科書に載るような世界的なグループになろうねって言おうとしたの!」と付け加える。

 「もうダメだよ」「真面目に書いた俺らバカみたい」と、愛しいほどにツンモードに入る“ふまけん“らしいリアクションに、「考えていたのね」と仕方ないなという様子で受け止める佐藤。願わくば、10年後もこの雰囲気が変わらないことを。そして、今回のみならず5人揃ったラジオがまた放送されることを待ち望んでいる。

 また、5人ならではのSexy Zoneの魅力はもちろんトークだけではない。10月29日、30日、31日には『Sexy Zone POP×STEP!? TOUR 2020』の生配信も控えている。「これぞジャニーズソング」という明るくポップな楽曲から、等身大で共感性の高い歌詞を力強く歌う楽曲、語学が堪能なマリウスがいるからこそ成立する洋楽テイストのアーバンな楽曲、力強く頼もしさを感じさせるラップソングに、色香漂うしっとりとした大人の魅力を見せつけるバラード……など、年々表現力を広げているSexy Zone。その“今”しかない5人の姿を、ぜひチェックしてほしい。

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