SixTONES ジェシーのオールマイティな活躍ぶり 音楽と笑いを愛し、多くの人に元気を与える人間力に迫る

 雑誌等では“New Generation”と題して特集が組まれるなど、次世代アイドルとして注目を浴びる。単に括られただけではなく、自らも挑戦する前のめりな姿勢が存在する。

 デビュー直前のインタビューでは、「期待せずに目の前のことをしっかりやって、今後に繋げる」とした上で、「今はどのように面白く影響を世の中に与えられるか」を考えていると語った(『BOURGEOIS 6TH ISSUE』)。世界進出という大きな目標を掲げると当時に、常に目の前をみているという現実的な思考も併せ持つ。このバランス感覚がマルチな活躍に繋がっているのではないか。シーンごとにくるくると表情が変わるジェシーに翻弄されっぱなしだ。

 Paraviオリジナルストーリー『キワドくなりたい男』では、諸星を主人公にラブストーリーを盛り込んだスピンオフドラマに出演中。スーツ姿の刑事・諸星が存分に堪能できる。また、10月から放送のテレビアニメ『半妖の夜叉姫』(読売テレビ・日本テレビ系)のオープニングテーマにSixTONESの新曲「NEW ERA」の起用が発表されたばかり。個人、グループ共に着実な活動が続いている。

 音楽と笑いを愛し、観る者に元気を与えてくれるジェシー。彼の周囲は笑顔で溢れると同時に、小さなことを大切にする姿勢、地に足のついた活躍ぶりには学ぶことが多い。“いま”みせてくれることを思い切り受け取りつつ、この先どんな景色をみせてくれるのか、ズドン!と拳を握りながら応援していきたい。

■柚月裕実
Web編集者/ライター。企画、担当編集、取材・執筆してます。
日本の男性アイドルの頑張りを見ては涙する30代。
始まりはSMAP中居さん。 KAT-TUN、NEWS中心の事務所担。年中HDDの整理と原稿書きに追われています。

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