佐藤結衣の『ラジオdeジャニログ』

ジャニーズWEST 重岡大毅、KAT-TUN 上田竜也とのエピソードから浮かぶ相性 ラジオで語った『節約ロック』舞台裏

 重岡は、子どもたちの1日父親体験をするバラエティ番組『パパジャニWEST』(TBS)でも、バリバリ反抗期の少年にグイグイと距離を近づける姿が印象的だった。もちろん最初は突き放されるのだが、重岡は一切めげない。ちょっかいを出し続けて、ボケ続けて、そのタフな絡みっぷりに、笑わずにはいられなくなってしまうのだ。

 重岡の名前にかけて“ウザ岡”とも呼ばれるが、「ウザい」ほどのコミュニケーションの中に、相手へのまっすぐなリスペクトが垣間見えるからこそ、愛しく思えるのだろう。

 「上田くんは、マジで格闘家やからね。だって、最強目指してる男だよ!」と屈託なく語り続けるところにも、上田に対する偽りのない尊敬の眼差しが見える。

 そんな重岡に対して、上田も『ちょっと特別編』をスタートするにあたり「共演してわかったんですけど、僕と重岡、相性がいいんですよね。僕らの関係性もレベルアップして、タカオと稲葉の良いコンビ感を出したいと思います。 あとは、新しい格闘技を始めたので、重岡には、ぜひ体感してもらいたい(笑)」とコメントを寄せていた。

 一方、重岡も「上田くんが僕に新しい格闘技のワザをかけようとしているので、必要以上に“ソーシャルディスタンス(距離)”をとって撮影したいと思います!」と返していたのが印象的だ。

 新型コロナウイルスの影響によって、『節約ロック』が放送された当時よりも「節約」や「人との距離感」について考えるタイミングが増えた。そんな今こそ、お金と向き合うなら、ロックに楽しく! 物理的な距離は取りながらも、心の距離は笑えるくらいのウザさがあってもいいじゃないか! 上田&重岡コンビはドラマでも素のやり取りでも、このモヤモヤとストレスの多い日々に、カラッとした笑いを届けてくれる一服の清涼剤となってくれそうだ。

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