RADWIMPS、『Mステ』出演のために書き下ろした新曲「新世界」披露 小沢健二「自作をする」エッセイの朗読も

 5月8日放送の『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)では生放送を再開し、小沢健二、ゴスペラーズ、スガ シカオ、Superfly、Toshl、RADWIMPSの6組が出演した。

 RADWIMPSはこの出演のために新曲「新世界」を書き下ろし生披露。バンドは2011年の東日本大震災から義援金やライブで地域の活性化に貢献し、以来早期復興の願いから毎年3月11日に新曲を発表してきた。今年3月15日には都市封鎖の中国の人々へのエールとして新曲「Light The Light」を届けている。Mステ出演をオファーされ、「曲を作ります」と快く賛同したのだという。

 野田洋次郎は「自粛期間、鬱々とした気持ちでいたんですけど、ここに向けて曲を作ろうと思ってから毎日みるみると生命力が湧いてきて、とても有意義な時間でした」と制作期間を振り返る。曲に込めた思いには、「悲しすぎることがたくさん起きて、失ったものがたくさんあるんですけども、僕らは前を向いて未来に向かって生きなきゃいけなくて、その時に社会の仕組みだったり企業、経済、国、いろんなものが変わっていくと思うんですよね。その中で僕たちがどんな未来を作っていこうかという思いが強かったので、みんなが新しい未来を想像していくような気持ちになる曲になればと思って作りました」とコメントした。なお、「新世界」のパフォーマンスは、ソーシャルディスタンスを確保し、番組史上初の無人カメラ9台で撮影された。

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