The Individualism of BEYOOOOONDS ~ビヨーンズの個性と発展~
BEYOOOOONDS 江口紗耶、「Go Waist」での“サヤー隊長”が転機に キャラクター性を徹底解説
ハロプロ一二を争う長身
江口の特徴といえば、急激な身長の伸びが挙げられる。ハロプロ研修生に加入してから数カ月後の2017年8月、『ハロ!ステ』で公開された研修生自己紹介動画では、当時中学2年だった彼女が身長150cmだと話している。そして今年2月15日放送のラジオ『金澤朋子のVivid Midnight』(FM NACK5)では、高校1年になった彼女が167cmと自己紹介している。2年半で15cm以上伸びた計算になる。
同ラジオの同じ回に出演した前田こころも「身長はハロプロの中で一番大きい168cmです」と自己紹介している。BEYOOOOONDSはもちろん、ハロプロ内でもおそらく長身トップ2がこの二人になるのだろう。ちなみに他グループではモーニング娘。'20の牧野真莉愛、アンジュルムの佐々木莉佳子、こぶしファクトリーの和田桜子と浜浦彩乃、つばきファクトリーの岸本ゆめの等がいずれも160cm台後半と言われている高身長メンバーだ。
かつてBerryz工房が2006年春に行ったコンサートツアーのタイトルが『にょきにょきチャンピオン!』だった。これは当時ローティーン中心だったメンバーの成長ぶり、とりわけ熊井友理奈の急激な身長の伸びを暗示しているのではとファンから解釈されていたものだが、言ってみれば令和のにょきにょきチャンピオンが江口紗耶である。
また、江口のその体型は、体長の半分を占めているのではと思えるほど脚が長い(彼女はなにもないところで転ぶことが時折あるようだが、もしかしたらこの急に伸びた脚の長さが災いしているのかも)。去年12月には成長痛を感じるかもとブログに書いていたことだし、このままさらに身長が伸び続ければ、将来的にモデル関係の仕事などもあり得るかもしれない。本人もモデル業には興味があるようだ。
なお、研修生時代の2017年11月の某メンバーのブログによると、低身長をからかわれた江口が「沙耶は身長170cmまで伸びますから!!」と言い返したという記述がある。おそらく当時はさしたる根拠もなく売り言葉に買い言葉でそう言っちゃっただけだと思われるが、結果的に予言みたいになっているのが面白い。
クレーンゲームが特技
3月18日に放送されたテレビ番組『沼にハマってきいてみた』(NHK Eテレ)のBEYOOOOONDS特集回でもクローズアップされていたが、江口の特技はクレーンゲーム。取りにくそうな位置にあるぬいぐるみも、彼女にかかれば即ゲットできるらしい。この特技が判明したのは、2019年5月にCHICA#TETSUのメンバー4人(一岡、島倉、西田、江口)で遊びに行ったときのこと。他のメンバーが欲しくても取れなかった景品を江口が取ってあげて、大きなぬいぐるみも1日で8個をゲット。ゲームセンターの店員からも「これはプロの域ですね~」と言われるぐらいだったらしい。
YouTube番組『tiny tiny』の2019年9月公開回では、スポット出演の江口がクレーンゲームの攻略法について語っている。ところで江口の髪型といえば、「眼鏡の男の子」での前髪ぱっつん&ポニーテールの印象が強いが、BEYOOOOONDSの活動を見ていると、前髪はぱっつんを保持しつつ、後ろ髪のアレンジでバリエーションを広げていることが多い。この動画ではぱっつん&三つ編みというヘアスタイルだ。