ヨルシカ、新曲「花に亡霊」をスタジオコロリドによる映画『泣きたい私は猫をかぶる』主題歌に書き下ろし
ヨルシカが、新曲「花に亡霊」で6月5日公開のアニメーション映画『泣きたい私は猫をかぶる』主題歌を担当する。
「花に亡霊」は、ヨルシカが同映画をイメージして書き下ろした楽曲で、ヨルシカにとって初の映画主題歌となる。
また、『泣きたい私は猫をかぶる』の本予告映像、本ビジュアルも公開された。映像では、ヨルシカの主題歌「花に亡霊」が本作の世界観を音楽で表現しており、主人公・ムゲが好意を寄せるクラスメイト・日之出へのまっすぐな想いをより一層引き立て、物語をより深くより鮮やかに紡いでいる。
『泣きたい私は猫をかぶる』は、『ペンギン・ハイウェイ』(2018)を制作したアニメーションスタジオ「スタジオコロリド」が送る長編アニメーション映画第2弾。監督は、『美少女戦士セーラームーン』『おジャ魔女どれみ』など90年代アニメを支えてきた佐藤順一と、スタジオジブリを経て現在はスタジオコロリドにて数多くのCMや映像作品に参加、本作で長編監督デビューを飾る柴山智隆。脚本は、『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』や、『心が叫びたがってるんだ。』『空の青さを知る人よ』を手がけた脚本家・岡田麿里。さらに、追加キャストとして声優の山寺宏一、おぎやはぎの小木博明が決定している。
ヨルシカ コメント
昔から映画をよく見ます。暇になる度に邦洋問わず鑑賞するのですが、音楽と調和した一本を見た時の感動は他には代え難いものがあります。特に物語の個性と、音楽の個性がぶつかり合った作品に心惹かれます。
初め打ち合わせで監督の方に言われた言葉は「自由に作ってみてほしい」でした。ヨルシカは基本的にコンセプトが軸にある音楽を出しているバンドで、話を頂いた時は新たなコンセプトアルバムを作っている最中でもありました。
僕はその言葉が嬉しくもあのりつつ、つまりは、作品という枠組みの中で支える音楽ではなく、枠組みの外で泳ぐ自由さを求められているのだと捉えました。
今回使っていただいた主題歌はヨルシカとしての作品性をそのままアウトプットしたものでもあり、この映画の創造力とぶつかり合って輝くような、独立した二作品が綺麗に調和を保っているような、そんな景色を作る音楽になっていればと、そう願っています。映画館で鑑賞出来ることを一つの楽しみにしています。
■映画情報
『泣きたい私は猫をかぶる』
公開日:2020年6月5日(金)
出演:志田未来、花江夏樹、小木博明、山寺宏一
監督:佐藤順一、柴山智隆
脚本:岡田麿里
主題歌:「花に亡霊」ヨルシカ(ユニバーサルJ)
企画:ツインエンジン
制作:スタジオコロリド
配給:東宝映像事業部
『泣きたい私は猫をかぶる』公式サイト
『泣きたい私は猫をかぶる』Twitter:@nakineko_movie
『泣きたい私は猫をかぶる』Instagram:@nakineko_movie
■関連情報
ヨルシカ公式HP