香取慎吾の“直感的に生きる“という潔さ “新しい生き方”を提案してきたこれまでの活動から紐解く
香取慎吾が、「サントリー天然水 スパークリングレモン」と「サントリー天然水 Clearレモン」のブランドキャラクターに就任。3月9日11時より『サントリー天然水』公式Twitterアカウント(@suntory_tennen)にて、第1弾企画となる「サントリー天然水 スパークリングレモン」の新しいWEB動画が公開される。さらに4月上旬には新テレビCMが全国でオンエアされ、3月24日には「サントリー天然水 Clear レモン」のWEB動画が公開される予定だ。
今回、香取がブランドキャラクターに起用された理由として、『新しい地図』立ち上げ以降、SNSでの情報発信、パリと東京での個展開催、映画主演、初のソロアルバム『20200101(ニワニワワイワイ)』のリリースなど、“新しい生き方を世に示しながら“活動している点が挙げられている。
確かに、『新しい地図』を広げて以降の香取は、とにかくアウトプットが多い。Twitterではファッションブランド「JANTJE_ONTEMBAAR」での活動や、レギュラーインターネットテレビ番組『ななにー』こと『7.2 新しい別の窓』(AbemaTV)と連動したお知らせを更新。
Instagramを始めればおもむくままに写真の加工を楽しみ、ファンと一緒に塗り絵をして遊んだことも。また、ブログを始めれば、現実とはちょっと違う不思議な『空想ファンテジー』を繰り広げ、YouTubeでは『20200101(ニワニワワイワイ)』に収録された曲をじっくりと解説。さらに、スマホだけで撮影したMVも公開。彼の中にある創作意欲が、とめどなく溢れ出している印象だ。
“新しい生き方“――。たしかに、香取を見ていると、常に新しい何かを追い求めているようだ。その根底にあるのは、“直感的に生きる“という潔さ。「これを作ってみたい」「それを見てもらいたい」と、自分の感覚を信じてモノを作り、発信していく。
「うまくいかないかもしれない」「誰かにバカにされたらどうしよう」……年を重ねると、そんな“やらない言い訳“ばかりがよぎる。だが、香取は年々そのしがらみから自身を開放し、より自由に、よりのびのびと、そのインスピレーションを大切に取り組んでいるように見えるのだ。
楽曲について語るコメンタリー動画を見ても、「ここが気持ち悪いよね。気持ちいいってことなんだけど(笑)」と、難しい音楽用語よりも、“なんとなく伝わる“感覚的なワードが印象的だ。
アートを見ても、絵の具を直接キャンバスに塗りつけて描いたり、その場にあったダンボールの裏に描いてみたり、健康診断でもらった写真をそのままコラージュしてみたり……もちろん熟考して描く場合もあるが、彼の創作活動の風景を見ると、何よりも感覚を大切にしていることが伝わってくる。