祭nine.が武道館公演やオリコン1位、主演映画を達成した今掲げる“てっぺん” 「目標は『ONE PIECE』越え」

祭nine.が今掲げる“てっぺん”

先輩グループ・BOYS AND MENは“負けず嫌いな人の集まり”

ーー話は変わりますが、主演映画『祭りのあとは祭りの前』ももうすぐ公開になりますね。グループでの主演映画を撮るという目標は、デビュー当時からあったんですか?

映画『祭りの後は祭りの前』予告編 2020.3.6〔Fri.〕順次ロードショー!

浦上:デビューのときに地元の名古屋で「祭nine.祭」という展示会をやらせてもらって、そこで自分たちでこんなことやりたいな、こんなことあったらいいなという“未来年表”を書いていたんです。その中に“祭nine.の主演映画”というのがちょうど2020年のところに書いてあって。本当にちょうどドンピシャで叶ったという。

寺坂:あれ書いたのが、陸人くんなんですよ。

神田:見事に当てました! 僕も本当に希望として、先輩たち(BOYS AND MEN)が主演映画を経験していたので、祭nine.もデビューしていつかはそういうのをやりたいと思っていて。でも本当に叶うなんて思っていなかったので、決まったときは衝撃でしたね。

神田陸人

ーー皆さんはデビューからずっと学ランで活動しているわけですし、学園ものというのもしっくりきますね。

浦上:学園ものって本当に限られた世代、今しかできひんものやから。そんなタイミングに撮れて、残せてよかったなと思います。

ーー主演ドラマ(『ボイメン新世紀 祭戦士ワッショイダー』)もやりましたけど、映画とドラマの違いをどう感じました?

髙崎:ドラマは何話にも分かれているので、時間経過がすごく分かりすいじゃないですか。撮っていて「今、何日後の設定だったっけ?」と頭の中がぐちゃぐちゃにならないやりやすさはありました。

寺坂:映画はあまりドラマみたいにカットを割り過ぎず、1本を長回しで撮るので、その分じっくり見てもらえるよさがあると思います。僕ら的にも新鮮でしたし。

神田:映画は大画面で見るものだから、より細かいところまで目が行くじゃないですか。僕自身も映画を見るのが好きなので、あの大画面で僕らを見てもらえることがすごく喜ばしかったです。

清水:長時間の撮影というのも初めてで、朝4時に集合しててっぺん越えで解散というときもありました。僕たち、その映画を約10日で撮り切っちゃったんですよ。でもこんなに長時間、1つのお仕事に集中できることなんてなかなかないので、いい経験になりました。

ーー共演者の方とかとのエピソードはあったりしますか?

横山:僕は(俳優、ラッパーとして活躍する)魔人役の板橋駿谷さんと劇中でラップを披露するんですけど、そこはアドリブで4、5カットくらい撮ったんです。本場のラップのカッコよさを感じて、バイブスぶち上がりでした。

横山統威

ーーそれは公開が楽しみですね!

清水:僕もすごくヒップホップが好きでプライベートでもよく聴くので、初めてお仕事で話が合う人と会えて、仲良くなれたのも楽しかったです。

ーーそして3月には舞台『ボイメンステージ 諦めが悪い男たち~NEVER SAY NEVER~~』がありますね。先日Wキャストの配役も発表されましたが、世代の少し違う2グループの争いを描いた作品ということで。

野々田:出演者が大きくはグローリーズとキラキラ☆ジェネレーションというグループに分かれていて、グローリーズはもともとすごい人気だったグループなんですけれども、ちょっと時が経って、今はキラジェネが事務所を担っている、そんな感じのストーリーになっています。

髙崎:その2組が同じ舞台を作っていくのにあたって、ぶつかり合うシーンがあったり……。

清水:なぜか大物女優が失踪したり……!?

神田:というドタバタ劇なので、そういうのもフォーチュンらしいと思います。ミュージカルなんですけれども、帝国劇場とかのミュージカルとはまた違った、笑えて楽しめる作品になっています。舞台が初めての方にとっても敷居が低い作品だと思うので、観に来ていただけたら。

野々田:舞台と聞くと「ああ、お芝居ね」と思う方が多いと思うんですが、歌のシーンがかなり多めなので作品オリジナルの楽曲も含めて楽しみにしていただきたいです。

ーーちなみにフォーチュンエンターテイメントの中では、先輩グループと後輩グループの対立はあるんですか?

清水を除く全員:ないです! 

寺坂:負けず嫌いな人の集まりがBOYS AND MENなので、先輩後輩関係なく高め合いのような形で合同ライブをやったりすることはありますけど。普段はごはんに連れて行ってもらったり、よくしてもらっていますね。

清水:そうだね、いい先輩たちです……たまにいじめられますけど(笑)。

ーー愛のあるイジりがあるということで(笑)。話が戻りますが、最初のほうの浦上さんのコメントにあったように“てっぺん”というのはデビュー当時からのみなさんのテーマでしたよね。オリコン1位に武道館ライブ、主演ドラマ、主演映画といろんな夢を順調に達成してきた今の皆さんにとっての“てっぺん”とはどういう状態だととらえているんでしょうか。

清水:グラミー賞ですかね。

ーーデビューのときには世界征服と答えていたと思いますが(笑)。

浦上:成長して話がリアルに近づいたんだね(笑)。

寺坂:そういう賞もいつかとれるようになりたいなとは思いますけども。これまで活動してきて、実際のところ知名度は地元の名古屋でもまだまだだと思っていますし、全国ではまだ知らない方も多いと思います。やはり今は知名度を上げて、例えばもしアンケートをとったとして「最高のアーティストは誰ですか?」という質問に祭nine.が一番多く上がるようにしたい。

横山:例えば他のアーティストと祭nine.のライブの日時が被ったとして、「どちらをとる?」となったときに、絶対僕らを選んでほしいんです。祭nine.を選ぶ人が日本、いや世界で多くなったら、そこが“てっぺん”かなと僕は思います。

ーー今年はオリンピックの年ですし、グローバルな活躍も期待したいところです。祭nine.といえば和なイメージのグループですし、ぴったりじゃないですか。

横山:『Japan Expo』とか出てみたいですね。

髙崎:そういう意味では日本で一番使いやすいグループといえるかもしれないよ。

寺坂:一つの日本の文化としての祭りを背負って、そういうところに出たい気持ちはあります。日本の公式行事に呼んでもらえるようになったら、そこも“てっぺん”といえるかもしれないですね。

神田:多分海外の人から見て、日本といえばアニメや漫画が有名だと思うんですけれども、そこに祭nine.が食い込んでくるような……だから、僕らのライバルは『ONE PIECE』です。目標は『ONE PIECE』越えです!

ーー恐ろしくでっかい目標を掲げましたね。

浦上:ちょっともうフォローしきれないですけど(笑)。

神田:僕の人生のバイブルは『ONE PIECE』なので、憧れを超えていこうという。

野々田:それは一理あるね。

髙崎:僕は、その人の心を動かすきっかけが祭nine.だったら、僕らがその人の人生に関わっているということなので嬉しいなと思います。国民的アーティスト、アイドルというものの共通認識で、今だったら嵐さんとかが挙がるかもしれないですけれども、それが祭nine.になったら、“てっぺん”に立てているのではないかと。

寺坂:みんなが言ったように僕らが今からやるべきことは、いろいろな人の心の“てっぺん”にいられるようにするということなんじゃないかと思っています。そのための要素として映画だったり、いろんなチャレンジがあるのではないかと考えていますね。

■リリース情報
祭nine.6thシングル『てっぺんニューデイズ』
発売:2020年3月4日(水)

パターンA[1CD+1DVD]¥1,500+税
CD:M1.てっぺんニューデイズ  M2.「ララBYE!!」
DVD:「てっぺんニューデイズ 」Music Video +「てっぺんニューデイズ 」メイキング映像

パターンB[1CD]¥1,000+税
CD:M1. てっぺんニューデイズ  M2.「ララBYE!!」A M3.てっぺんニューデイズ -Instrumental- M4.「ララBYE!!」 -Instrumental-

パターンC[1CD]¥1,000+税
CD:M1.てっぺんニューデイズ  M2.「いいKAGENにして」 M3. てっぺんニューデイズ -Instrumental- M4.「いいKAGENにして」-Instrumental-

パターンD[1CD]¥1,000+税
CD:M1. てっぺんニューデイズ M2.「愛モーレ逢モーレ」 M3. てっぺんニューデイズ -Instrumental- M4.「愛モーレ逢モーレ」-Instrumental-

■公開情報
映画『祭りの後は祭りの前』
2020年3月6日(金)より全国順次ロードショー
公式サイト

■公演情報
舞台『ボイメンステージ 諦めが悪い男たち~NEVER SAY NEVER~』
公演日:2020年3月20日(金)~3月29日(日) ※3月25日は休演日
※公演日により開場・開演時間が異なる。
会場:池袋・サンシャイン劇場
(東京都豊島区東池袋3-1-4 サンシャインシティ 文化会館4F)
料金 全席座席指定:8,500円(税込)
出演:BOYS AND MEN/祭nine./BOYS AND MEN 研究生/BOYS AND MEN 研究生東京
※出演者は公演により異なる。
脚本:太田善也 演出:大岩美智子 音楽:遠藤浩二 プロデューサー:丹羽多聞アンドリウ(BS-TBS)
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<応募締切>
2020年3月18日(水)

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