Snow Man、そこはかとなく漂う“和のテイスト”と“品の良さ” 「Crazy F-R-E-S-H Beat」のダンスに注目

 1月22日に「D.D.」でCDデビューを果たしたSnow Man。デビューをきっかけに9人構成ならではの華やかなステージに魅了された人も多いことだろう。現在YouTubeでは「D.D.」のMV、「Crazy F-R-E-S-H Beat」 のダンスビデオ(いずれもYouTube ver.)が公開されている。改めてSnow Manのダンスの魅力について探ってみたい。

デビュー曲らしい「D.D.」とカップリング「Crazy F-R-E-S-H Beat」

 彼らのデビュー曲「D.D.」は、“これぞデビュー曲”という、耳に残るメロディが特徴。活動を続ける中で、これから何百回と披露するに相応しい楽曲だ。それだけにMVの構成も、メンバー顔にフォーカスし、初見であっても顔と歌唱パートがリンクしていて覚えやすい。

Snow Man「D.D.」MV (YouTube ver.)

 オープニングから最年少のラウールを中心に据え、アクロバット、歌唱力、チーム全体と、グループの魅力がダイジェストで伝わる構成だ。

 「D.D.」のカップリング曲「Crazy F-R-E-S-H Beat」はダンスビデオと銘打っているだけに、ミステリアスな楽曲に沿ったストーリー性の高い振り付けが特徴。メンバーの岩本照が振り付けを担当した。「D.D.」のように激しい動きとカメラワークの構成ではなく、冒頭から細かな手の動きから頭、上半身、下半身、ステップ……と徐々に全身へと及んでいく細かな動きが面白い。

 また、衣装をモノトーンに統一したことで、首の動き、手の振りや指の先、足のステップ、脚の角度、滑らかな膝の動きなど、細かな構成要素がよく見える。衣装の“引き算”が効いている。また、ダンスやフォーメーションがよくわかるカメラワークが絶妙で「中毒性がある」と評されるのも納得だ。

Snow Man「Crazy F-R-E-S-H Beat」Dance Video (YouTube Ver.)

関連記事