B2takes!!、『証-Akashi-』リリースでファンに誓い「新しい一歩を踏み出します」

B2takes!!『証-Akashi-』イベントレポ

 12人組のボーイズグループB2takes!!が、メジャー3rdシングル『証-Akashi-』のリリース当日である11月27日に、東京・渋谷タワーレコードでリリースイベントを開催した。メンバーの脱退、加入、グループ名の改名、など、彼らの前に立ちはだかった様々な壁を乗り越え、前に進むことをファンの前で力強く誓うイベントになった。

いろんな証を残しながら、最後には笑えたら良いな

 イベントは『証-Akashi-』に収録のパーティーチューン「ゾッキュン!!」からスタート。一列に並んで手をヒラヒラさせる振り付けに合わせて、一緒に身体を揺らすファン。ペンライトを振りながらジャンプして、実に楽しそう。ステージ上のメンバーにも笑顔が溢れ、歌っているメンバーの後ろで残りのメンバーが集まって乾杯する芝居風のフリがあったり、メンバー同士で肩を組んだりワチャワチャとして、グループ内の良い雰囲気が伝わる。最後に、飯山裕太とわたるが手でハートを作ると、客席から歓声が沸いた。

 12人体制になって一発目のシングル。MCでは、嬉しさを爆発させた。YouJinは、都内を走っている40フィートの超大型アドトレーラーを見つけ、「嬉しさのあまり50メートルほど走って追いかけた」とエピソードを披露。千葉良祐は、「メンバー同士でおはようの代わりに“発売おめでとう”と、挨拶し合った」と、楽屋裏の様子を明かす。しだっくすも「夢みた〜い!」とおどけながらも、実に嬉しそうだ。メンバー曰く「期待と野望に満ちた3枚目」とのことで、新加入を除くメンバーは「新メンバーから刺激を受けている」と話した。

 2曲目は、『証-Akashi-』の2曲目に収録の「MAZES」。「ゾッキュン!!」とは一転、クールで格好いい彼らの一面を覗かせる楽曲。フォーメーション移動しながら、アクロバティックなパフォーマンスも披露し、結城伽寿也が最後にセンターで大ジャンプ。真っ赤なライトに照らされながらパフォーマンスするメンバーに、ファンは聴き惚れているといった様子でステージを見つめた。

 続けて「この曲が僕たちを成長させてくれました」と、5月にリリースした、メジャー2ndシングル曲「GROWING」を披露した。12人体制になる前の最後のシングルで、この曲は初期メンバーの6人でパフォーマンスした。6人で歌うことは「この日だけのパフォーマンスをお届けしたい」という気持ちからで、リハの時からメンバー同士でアイデアを出し合って考えたもの。セリフあり、ラップあり、爽快なサビメロでは観客と一緒に手を揺らす振り付けもあり、格好良さ、若々しさ、お茶目さ、清々しさといった、彼らの魅力が詰まった楽曲。曲の最後には他のメンバーもステージに現れて手を揺らし、会場がひとつになった。

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