THE RAMPAGE、KREVA、まるりとりゅうが、SPiCYSOLが集結 『LIVE YEAH!!!』レポ
陣が自作のラップを披露した後には、バックバンドを従えKREVAがステージに登場。挨拶代わりに「パーティはIZUKO?」でコールアンドレスポンスを決めると、「基準」で“日本で一番上手いラップ”と自負する巧みな高速ラップを見せつけ会場を圧倒した。最新アルバム『AFTERMIXTAPE』に収録の「敵がいない国」を披露すると、代表曲「音色 ~2019 Ver.~」で最新のKREVAのモードを提示して見せた。
THE RAMPAGEは、メンバー16名がステージに華々しく登場。映画『HiGH&LOW THE WORST』の劇中歌「SWAG & PRIDE」で、会場は一気にヒートアップしていく。ロックテイストの「The Typhoon Eye」に始まり、ラテン調の「Fandango」「LA FIESTA」をメドレー形式にてパフォーマンスした後には、10月30日にリリースした2ndアルバム『THE RIOT』収録のリード曲「Move the World」が初披露された。同じく、『THE RIOT』収録曲の「All day」「WELCOME 2 PARADISE」が披露される頃には、7曲連続のパフォーマンスということもあり、メンバーは汗だく状態。ほとんどのメンバーがジャケットを脱ぎ、ラフな格好に。LIKIYAはタンクトップ、武知海青に至ってはほぼ半裸で、客席にもメンバーの熱気が伝わってきた。川村壱馬自身が作詞したラップパートが印象的な「Dream On」の盛り上がりのまま、多くのタオルが回った「Shangri-La」でライブアクトを締めくくった。
ライブ出演者が再び集まったエンドトークでは、MCを務めた陣が「いろんな面でエンターテインメントが詰まっていて、今日という1日が出来て本当に良かったです。Vol.2ができるように頑張りたいと思います」と次回開催に意欲を燃やし、RIKUは「最高の1日だったなって僕自身も思うので、それがみなさんと共有出来ていたら幸せです」と集まった観客に改めて感謝を伝えた。なお、『LIVE YEAH!!! vol.1』の模様は、11月29日22時から、スペースシャワーTVで放送予定だ。
(撮影=渡邉一生)
■渡辺彰浩
1988年生まれ。ライター/編集。2017年1月より、リアルサウンド編集部を経て独立。パンが好き。Twitter