三代目JSB 今市隆二のポップアップショップ「2019 RILY POP UP」、大盛況で幕を閉じる
三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBEの今市隆二(RYUJI IMAICHI)が、10月30日にリリースする第5弾シングルにして初のCDリリースとなる『RILY』との連動企画として、新曲「RILY」のミュージックビデオの世界観を表現した内装と、新作のウェアコレクションを展開するポップアップショップ「2019 RILY POP UP」を10月19日から10月22日の期間限定で開催し、大盛況のうちに幕を閉じた。
「RILY」のウェアコレクションは今市自身が、クリエイティブディレクターを担当。MA-1、デニムジャケットといったトップスから、パンツ、ハットまで、18種類25アイテムが展開された。
今市は18日に行われた発表会に、「RILY」のライダースジャケット、Tシャツ、パンツを着用して登場。マイケル・ジャクソンがプリントされたTシャツについて聞かれると、「マイケル・ジャクソンはアーティストとして愛してやまない、一番の理想です。マイケルとコラボができてすごく嬉しいですし、ハットもマイケルからインスピレーションを受けました」と笑顔を見せる。さらに、「ロゴも新しくなっているんですよ。このロゴを使ったものが一番着やすいかなと思いますね」と女性でも着やすいデザインになっていることを説明した。
今市は、昨年、東京と大阪で「RILY POP UP」を期間限定で開催し、入店可能な最大の人数となる6000人を集客した。2度目のクリエイティブディレクターを務めたことについて今市は「段々感覚も分かってきつつ、求められるものを作りたいという思いがあるので、手に取りやすいアイテムを一つずつ考えながら作っています」と語った。
「RILY」のミュージックビデオでは、オールディーズな雰囲気を持つ楽曲、歌詞と連動し、妖艶な女性に魅せられる男性の心情、ストーリーが表現されている。店内の照明から衣装、ミュージックビデオに登場するライブハウスをイメージしたバンドセットの展示は、楽曲の世界観を再現したものだ。
以前からブランドのテーマソング制作とミュージックビデオを撮影したいという思いがあった今市は、「今回パズルが組み合わさった感じです」と満足げに話す。昨年はソロ活動において海外での制作が多く、ロサンゼルスでは世界的R&Bシンガーであるブライアン・マックナイト邸へのホームステイも経験しているため、アメカジ要素といった海外のエッセンスがブランド「RILY」にも取り入れられている。楽曲のイメージについても「ソロでやっている音楽性には、オールディーズなものを取り入れたりしているので、アパレルやMVもそういったものを表現したいと思っていました。昔のものをリバイバルすることによって、また新しいものが生まれたりすることもあります。今回のシングル『RILY』もアシッドジャズを今やることによって、新鮮に感じる世代もいると思うので、満足していますね」とブランド、楽曲に取り入れた海外の雰囲気を語った。
クリエイティブディレクターとしての今後の展望については、「音楽とアパレルは、いい相乗効果が出ますし、『RILY』はアーティストと連動するアパレルブランドでもあるので、タイミングや時期によってまた続けていきたいです」と述べた。囲み取材終了後には、ファンクラブの会員60名が招待され、「RILY」のMVを視聴。今市が「RILY」のロゴが入った風船をファン一人ひとりに手渡して見送った。
なお、リアルサウンドでは近日、今市隆二のロングインタビューを掲載する。
(取材・文=渡辺彰浩)