公園少女が語る、デビューからの1年とK-POPならではの魅力 「希望と勇気を与えられる存在に」

「日本にはない魅力に惹きつけられた」(ミヤ)

ーー現在は韓国でも活躍する日本人メンバーが増えています。ミヤさんもそのうちのお1人ですが、韓国で活動することの楽しさと大変さを感じるのはどんな時ですか? また他の日本人メンバーとの交流はありますか?

ミヤ:まず楽しさは、言葉も文化も日本とは全部違うから、毎日メンバーに教えてもらったり、逆に日本に来たらみんなに日本について教えてあげたり、毎日が新鮮で、楽しいです。大変なことは、特にないです。まだ言葉が100%ではないので伝わりきらないところがあるんですけど、ずっと一緒にいるので言葉がなくても、もはやわかりあえるんですよね(笑)。

ソリョン:でもミヤお姉さんもソソも、韓国語がものすごく上達したから、最近では言葉で困ることはほとんどないと思いますよ。

ソソ:たまに、私が何かを言う前に、すでに言いたいことが伝わってる時がありますね。

ミヤ:私は人見知りなのもあって、まだ韓国で活動している日本人で仲が良い人はいないんですけど、いつかは仲良くなれたらいいなと思います。

ーーミヤさんが韓国に渡る少し前から韓国で活動する日本人が増えてきたように思いますが、そもそもなぜ韓国での活動を選ぶのでしょうか? ミヤさんの場合はどうでしたか?

ミヤ:もともと私はカバーダンスをやっているうちに、カバーではなく自分がアーティストになりたいと思ったのがきっかけです。なぜ韓国なのかというと、私の場合は韓国が作るスタイルだったり、ファッション、メイク、歌の中毒性だったり、日本にはない魅力に惹きつけられたというのが理由なんじゃないかなと思います。それに私がボーイッシュなスタイルなので、自分がアイドルをやっていくなら、いろんなスタイルが選べる韓国がいいなと思いました。

ーーK-POPのメンバーの多国籍化はつまり、K-POPの世界的な人気ゆえだと思うのですが、みなさんから見て、なぜK-POPがここまで世界的に受け入れられたと思いますか? その中で公園少女はどんなふうになりたいですか?

ソソ:K-POPは練習生の時からしっかりトレーニングを受けて、カル(剣)群舞と言われるきれいに揃ったダンスが有名ですよね。それに曲の中毒性やメイクアップを好きな人が多くて、世界中の人に受け入れられているんだと思います。私はK-POPのコンセプトとスタイル、練習生の時からしっかり学べるところがいいなと思います。

レナ:これまで先輩方がいろんな挑戦をし続けてきたからこそ、たくさんの方に新鮮に映ったのではないかとも思いますね。

ソギョン:韓国を広く知ってもらうことができるのもうれしいですし、文化的な外交官になったような気持ちになります。韓国のいいところをたくさん知ってもらいたいし、これからもたくさんのことを伝えて、公園少女もワールドツアーをやれるようになりたいです。 

ーー今年の9月でデビュー1周年を迎えました。次なる1年に向けてやりたいこと、目指すところは?

ミンジュ:公園少女として発表した曲も増えてきたので、早く私たちだけのコンサートを開催したいです!

レナ:『KCON』や『MAMA』、『ドリームコンサート』のように、世界中のK-POPファンが集まるような大きなステージに立ちたいです。

ソリョン:これまでの1年はデビューして初めての年というのもあって、いろいろ足りないところも多かったし、いろんなことを学んで、まずは公園少女を知ってもらうことに力を注いできましたが、これからの1年は公園少女がいろんなジャンル、いろんなステージで実力を認めてもらえるようなグループになっていきたいです!

(取材・文=尹秀姫/撮影=林直幸)

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