GENERATIONS 白濱亜嵐×小森隼の“日の出コンビ” グループの強い支柱となる青春時代から続く絆

 2018年1月1日に発売されたベストアルバム『BEST GENERATION』収録の映像作品「GENERATIONS A DOCUMENTARY FILM THE NEXT」で白濱は小森について「隼とは普通に学校の先輩後輩の関係性のままGENERATIONSになっちゃって、たまたま。だからいまだに2人でいる時とかは、ずっと無言な時もありますし、もう学校の先輩後輩みたいな感じで、『亜嵐くん疲れましたよーもう帰りましょうよー』と僕だけにこっそり言ってくることもありますし、けっこうお互い素の状況を作れるのは隼かもしれないですね」と語っている。男気があり、“性格イケメン”とも呼ばれている白濱は、リーダーとして「僕は自分が前に出るより他のメンバーに前に出てほしいと思うタイプなので、みんなをよいしょして、下から支える役割でありたいです」(『月刊EXILE』2018年2月号)と言うように、メンバーを見守り支えることを心がけている。そんな白濱の性格について『ViVi』公式デジタルマガジンのインタビューにて、メンバーが「ずっとイケメン」「イケメンなのに自覚していない」「カッコつけないよね」と絶賛する中、小森が「そこを自覚したら彼はもっと上に行けるのにな、と思いますけどね」と、小森ならではのイジりで場を和ませていた。長い活動の中で、自らを理解し、素の自分を見せることができる相手が近くにいるということは、グループを継続する上でとても重要なことだと思う。

 小森はGENERATIONSでの自分の役割について「乱す。それぞれのもっているものやまとまっているものに、わざと自分から突っ込んでいくことで、その人の新たな面を引き出せればいいなと思っています」(『月刊EXILE』2018年2月号)と語っている。ただ歌がいい、ダンスがうまいのではなく、青春を感じる熱さを持ったチームワークの良さで観る者の心に伝わるパフォーマンスを届けてくれるGENERATIONS。そのグループ力の裏側には、確かな技術力と愛情を持つ小森がいい意味でグループに刺激を与え、白濱が全体を支えるといった“日の出”コンビの貢献する部分も大きいのではないだろうか。そして実際の“青春時代”を過ごしてきた二人特有の絆は、グループの強い支柱となっているだろう。

(文=本 手)

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