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「12 Sweet Stories」第4弾リリース『COVER FOR LOVERS VOL.1』対談

FUKI×TEE「12 Sweet Stories」特別対談 二人が語る「ベイビー・アイラブユー 」とラブソング観

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 恋愛にまつわる記念日を毎月ピックアップし、そこに寄り添ったラブソングを12カ月連続で配信リリースしていくという、女性アーティスト初となるプロジェクト「12 Sweet Stories」を展開中のFUKI。第4弾となる『COVERS FOR LOVERS VOL.1』が、8月9日に配信リリースされた。今作は、恋愛をテーマにしたカバーを4曲収録。その1曲「ベイビー・アイラブユー」をテーマにFUKIとTEEとの対談を企画した。FUKIが表現した「ベイビー・アイラブユー」や両者のラブソングにおける考えなど語り合った。(編集部)

見事にFUKIにしか出せないニュアンスを出してくれた(TEE) 

ーーおふたりは以前から親交があったんですよね?

TEE:うん。去年のクリスマスも一緒にライブに出てたもんね。

FUKI:そうそう。LINE LIVEをけっこうよく一緒にやらせていただいていて。

TEE:最初に会ったのはFUKIがデビューした頃かな。その時点でもう全国的に名前が知れ渡ってた印象だったけど。

FUKI:え、そうですかね(笑)? 私はデビュー前からずっと「ベイビー・アイラブユー」を聴いていたから、「わ、あの曲を歌ってる人だ!」と思って感激したのを覚えてます。

TEE:FUKIの声はさ、耳にスッと入ってきて馴染む、心地良さがあるよね。「あ」の歌いまわしがけっこう独特なんだけど、それがずっと聴いてるとクセになってくるっていう。

FUKI:ありがとうございます。そんなこと言ったらね、TEEくんの声と歌い方、そして人間としての雰囲気が私はもう大好きですけどね。いきなり流れてきても、一発でTEEくんの声だってわかるし。

TEE:今は俺が褒める番じゃないの?

FUKI:いや、もう十分言ってくれたから(笑)。ほんとに仲良くしてもらって光栄でございます。

TEE:僕もうれしいっすよ。自分の歌を気に入ってくれてるわけだから。ありがたい(笑)。

ーーFUKIさんは今年の5月から12カ月連続で恋人たちの記念日をテーマにした楽曲を配信していくプロジェクトを展開中です。

TEE:そうなんだってね。よくもまあこんなことを考えたもんだ(笑)。

FUKI:実際始めてみたらめっちゃ大変で(笑)。1曲作り終えたらもうすぐ新曲に取り掛からないといけないから。まあでもポジティブに楽しんでやれていますけど。

TEE:想像しただけでその大変さはわかるよ。5月23日が“キスの日”とかね、そういう記念日に絡めてるのもおもしろいよね。今回は……8月9日“ハグの日”か。ここらへんでもうネタ切れでしょ?

FUKI:いやいや、まだまだ出てきますから(笑)!

TEE:そうか(笑)。このプロジェクトの曲たちは恋人たちに聴いてもらいたいわけでしょ? きっとFUKIのファンは「私たち2人の大切な記念日は“ハグの日”だよね」とか「記念日にFUKIちゃんの曲を一緒に聴いたよね」みたいな感じで楽しむんだろうね。

FUKI:そうそう。それが狙いでもあるんですよ。“キスの日”だからキスしよう、“ハグの日”だからハグしようみたいなきっかけに私の曲がなってくれたらいいなって。

TEE:今回のタイミングでは、FUKIが“フリーハグ”のプラカード掲げて渋谷駅に立ったりするんでしょ(笑)?

FUKI:おー、なるほど。渋谷駅にそういう人いるもんね。曲を広めるために、それくらいしたほうがいいのかもしれない(笑)。

ーープロジェクトの第4弾リリースは、カバー曲を集めたEP『COVERS FOR LOVERS VOL.1』ですね。なぜ今回はカバーで、しかもEPという形態にしたんですか?

FUKI:12カ月連続配信も順調に進んできているので、このタイミングで人気の高いラブソングのカバーを集めた作品でさらにみんなの心をガッとつかみたいなと思ったんです。選曲に関してはスタッフさんと一緒にアイデアを出しながら進めて、決めました。あんまり迷うことはなかったです。

ーーその中にTEEさんの「ベイビー・アイラブユー」も収録されていますね。その縁で今回対談をセッティングさせてもらったわけですけど。

FUKI:私はこれまでもカバーEPをけっこう出してきたんですけど、この「ベイビー・アイラブユー」はずっとやりたいと思ってたんですよ。でも、いろんな事情でなかなか実現できなくって。だから今回はほんとに念願叶った感じなんですよね。

TEE:FUKIのカバー、すごく好きです。自分でも今まで何パターンも歌ってきた曲だし、それこそいろんな人がカバーしてくれてる曲でもあるから、新しい表現を作るのはけっこう大変だとも思うんですよ。でも見事にFUKIにしか出せないニュアンスを出してくれた気がしていて。元々は情熱的な曲なんだけど、いい意味で流して聴ける心地良さがあるんだよね。そこがまさにFUKIワールドなんだと思う。

FUKI:ありがとうございます! ここ最近の私のテーマは、聴いてくれる人たちのBGMになる曲を作ることなんですよ。この曲も日常の中にスッと溶け込めるような仕上がりにしたかったから、そういった感想は非常にうれしいです。

TEE:生活の邪魔をしない音楽だよね。そういう曲のほうがいいと思う、俺も。でもさ、この曲って歌うの難しかったでしょ?

FUKI:めっちゃ難しかった! ずっと大好きで聴いてきた曲だから、もうちょっとスムーズに歌えるかなって思ってたところがあって。でも実際レコーディングしてみたら一番時間かかりました。

TEE:バースの部分が特に難しいでしょ?

FUKI:そうそう! 正直、ちょっと半べそかきましたもん(笑)。「これはどう歌えばいんだろう?」と思って。

TEE:カラオケでも歌うのが難しいらしくて。よく怒られますからね。「難しいわ、おまえ!」って(笑)。バースはちょっと語り口調でメロディに乗せてないからね。でもサビになると急に歌になってくるから、その使い分けが難しいんだと思う。でもFUKIはほんと上手いこと歌ってくれてる。上から目線みたいで申し訳ないけど、こんなにかっこよく料理できる人ってなかなかいないなって思ったよ。今後、カラオケではFUKIのバージョンを参考にしたら歌いやすいと思います(笑)。

FUKI:この曲も含め、今回のEPは昔から一緒にやっているバンドと一緒にレコーディングしたんですよ。そのこともあって、優しく耳心地のいい表現ができたところもあって。大切な人がそばにいることを感じられる、すごくあったかい仕上がりになったんじゃないかなと思っております。

TEE:うん。どの曲もほんとに心地良く、かつ存在感のあるアレンジになってるよね。生はいいなって率直に思った。ライブではぜひ生演奏で聴きたいですよね。

ーーバンドを迎えてレコーディングすることも今回のEPのコンセプトだったんですか?

FUKI:そうですね。ここまでの3曲でもギターとかピアノとか、いくつか生の要素を入れたりはしていたんです。でも、今回はせっかく4曲もまとめて聴いてもらえることになったので、気心の知れたバンドメンバーに集まってもらって、一緒に作っていきたかったんです。みんなでスタジオに入り、アレンジから演奏まで一緒にやっていったから時間的な部分での大変さはあったけど、とにかく楽しい制作になりましたね。

TEE:「I BELIEVE」(Full Of Harmony)の仕上がりもいいんだよなー。めっちゃ良かったよ。正直、俺がカバーしたかった(笑)。

FUKI:あははは。確かにめっちゃ合いそうですよね。TEEくんバージョンも聴いてみたい。

TEE:僕の師匠でもあるHIROさんの曲だしね。カラオケ行くと、好きでよく歌ってたんだよ。

FUKI:これは選曲のときにスタッフさんからのアイデアで出てきたものだったんですけど、私もずっと好きで聴いてきた曲だったからすぐに決めました。これも歌うのは難しかったですけど(笑)。

TEE:でも、この歌の雰囲気は得意なタイプなんじゃない?

FUKI:確かにそうですね。好きなタイプの歌ではあるから、今回の4曲の中では一番、素の自分が出せた気はします。あまりあれこれ考えずにスーッと歌えたかな。EPの最後の曲でもあるので、これで心地良く、静かにエンディングを迎えられたらいいなっていうイメージもあったので。

ーーEPには他にも平井堅さんの「トドカナイカラ」と、MONGOL800の「小さな恋の歌」が収録されています。

FUKI:「トドカナイカラ」は息づかいと音程が難しかったですね。すごく素敵な歌詞なので、そこに注目してもらえるようにアレンジはめっちゃシンプルにしました。

TEE:カバーってさ、その人がどう歌いこなすかっていう部分に加えて、サウンド的なアレンジもすごく楽しみなんだよね。そういう意味でFUKIのカバーは全部、僕らの期待にこたえつつ、でもいい意味で期待を裏切る絶妙な仕上がりになってると思う。日常の邪魔をしないけど、でもしっかり聴きごたえはあるからね。このEPは俺も欲しいもん(笑)。1日中、部屋で流していたい。

FUKI:もう1曲の「小さな恋のうた」は、私がデビュー前からずっとライブでカバーしていた曲だったんですよ。しかも、今回参加してもらったバンドと一緒に。だから私はもちろん、バンドメンバーも思い入れがすごく強くて。「また一緒にこの曲をやれるんだね」っていう喜びの気持ちを共有しながらレコーディングできました。だから歌入れに関しては一番時間がかからなかったかも。ちょうどMONGL800のドキュメンタリー映画(『MONGOL800 –message-』)を観て感動した後のレコーディングだったし。

TEE:モンパチの曲はロックだし、どっちかというと体を動かしながら盛り上がって聴く印象なんだけど、FUKIのカバーは歌詞がよく聴こえてくる仕上がりになってるなと思って。聴いてるとガンガン歌詞が入ってくるから、原曲とはまたちょっと違う楽しみ方ができるんだよね。カバーなんだけど、もはや別物な曲になった気がする。

FUKI:癒し効果として波の音を入れたりもしましたしね(笑)。夏なのでビーチなんかでも聴いてほしいな。

TEE:うんうん。今回のEPはドライブなんかで聴いてもよさそうだし。

FUKI:選曲にあたっても“ハグの日”を意識はしましたけど、今回はバンドと一緒に録った心地いいサウンドでみんなのことをハグしたい気持ちが強かったんですよ。なので、この4曲を通して私からのそんな思いを感じてもらえたらうれしいですね。

      

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