SHINee テミン、EXO ベクヒョン&カイら参加 新ユニット Super Mの注目ポイントを解説

 最後に泡沫氏は今回の企画について、アメリカにおけるBTSの人気ぶりも少なからず影響しているのでは、と予想した。

「BTSの魅力は“7人が生み出すケミストリー”という部分も大きく占めていて、“ボーイバンド”的な人気なので、単純に『アメリカでK-POPが人気』と言って良いのか、というのは個人的に少し疑問です。また、BLACKPINKも“K-POPグループ”としてではなくガールズグループとして、アメリカのポップスの文脈に組み込まれている。K-POPというくくりではなく、そもそもこの時代に人気を集めるのはどういうアーティストなのか? を考えないといけないと思います。メンバーがグループを辞めてソロになっても付いてくるファン、というのは一握りで、“このグループにいるから”推していたという人も多い。それは、グループ内の人間関係やポジションに惹かれているからではないでしょうか。そう考えると、同世代で仲の良いテミンとカイを今回のユニットに選出したのは、従来のK-POPファンへの意識が感じられる一つのポイントかもしれませんね」

 今回のグループはEXOやSHINeeなどと同様、イ・スマン自らがプロデュースを手がけるという。実際にそのパフォーマンスなどが見られるのはまだ先になりそうだが、“アベンジャーズ”が集結する機会を心待ちにしたい。

(文=編集部)

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