NEWS 増田&加藤、嵐 松本&大野、関ジャニ∞ 錦戸&安田……クリエイティブなジャニーズコンビ

 7月4日に33歳のバースデーを迎えたNEWSの増田貴久。本日11日には同グループの加藤シゲアキが32歳の誕生日を迎える。SNSでは、二人の誕生日の間をとって、“真ん中バースデー”として両メンバーの誕生を祝うファンの声も聞こえてきた。

 今回は増田&加藤の“シゲマス”にはじまり、嵐・松本潤&大野智、関ジャニ∞・錦戸亮&安田章大のクリエイティブなコンビに注目したい。

NEWS 増田貴久&加藤シゲアキ

 歌唱力の高さで知られる増田貴久。NEWSの楽曲でも、ラップなどのテクニックを必要とするパートを担当するほか、歌割りにもこだわりを持つ。「このパートを歌いたい」と思えば、それが楽曲の2番であろうが構わないとラジオで明かした。また、増田が手掛けるステージ衣装は、メッセージやコンセプトが込められたものが多い。自身が歌い・踊る立場をよく理解しているからこそのことだろう。

 一方加藤シゲアキはジャニーズとしては珍しい小説家としても活躍中。『タイプライターズ〜物書きの世界〜』(BSフジ)では、芸人で作家のピース・又吉直樹とMCをつとめ、有名作家と肩を並べて作品について語りあったり、表現や執筆方法について情報交換したりと、作家としての顔をみせる。注目したいのは、二人のソロステージだ。ダンス、衣装、歌い方、照明、ビジュアル……歌のジャンルは違えど、歌の持つ世界観を「どう表現するか」というこだわりにおいて二人は似ている。

嵐 松本潤&大野智

 大きなドーム会場をダイナミックに移動するムービングステージや、天井のレールを歩く“MJウォーク”など、ファンを驚かせるダイナミックな演出で知られる松本潤。以前、『A-Studio』(TBS系)にゲスト出演した際に、ラスベガスやブロードウェイなどの生の舞台はもとより、落語などあらゆることをヒントに演出の着想を得ていることを明かした。

 演出に魅了されたのは、滝沢秀明の影響が大きく、舞台中だった滝沢に代わって演出を任されたのがきっかけだという。また、海外公演において本番中にトラブルが発生した際に、スタッフに“ガチギレ”したことも明かした。舞台演出に欠かせないのは何よりも安全であること。スタッフの士気が伴ってない場合には厳しく接することも演出としての役割なのだ。

 一方の大野智は、アーティストとしての才能を発揮。草間彌生とのコラボレーションを行ったことでも知られる。大野をきっかけに芸術に触れたファンも多いことだろう。大胆なベタ塗りで力強さを感じたものもあれば、緻密な線の重なりによって生み出された作品、風景に動物を合わせるなどの独創性の高いものと、まったく想像だにしないものが多い。細かなテクニックが織りなして一つの作品になる様子は、絵画からダンスにも通ずるものがある。

関連記事