あいみょん、“官能小説”が歌詞のヒントに? 『タモリ倶楽部』に垣間見た独特な感性の一端

 そして、各出版社の編集者たちがあいみょんの歌詞作りに役立つかもしれない表現を紹介し、あいみょんとタモリが「刺さった」「ゴメンなさい」の札で判定するというコーナーへ。かまいたち・山内健司が小説を朗読し、オススメのフレーズが繰り出されると、思わずあいみょんは「これすごい!」と拍手し、タモリも頷きながら「いい表現だね」と同意。かまいたちの二人は「(あいみょんが)この文章で何のこと言ってるのか読み取れているのがすごい!」と感心した。

 かまいたち・濱家隆一から「あいみょん、今日はどうでしたか?」と振られると「最初から最後まで勉強になりました」とコメント。さらに「今後の新曲には別の角度からも注目していきたいですね」と言われると「そうですね、私がMステで何を歌うのか……」と返し、タモリの「じゃあ俺これ(判定の札)Mステに持って行こう」という一言で笑いに包まれた。

 番組中にあいみょんが「普通に言ったら一行ぐらいで終わることをこのぐらいのボリューム感で表現するっていうのはすごいことですよね」と呟いていたが、その読解力と想像力があいみょんの独特な感性に繋がっているのだろうと感じさせられた。

(文=神人未稀)

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