V6、アニメ『ONE PIECE』主題歌はなぜ説得力がある? グループとの共通点から考える

 V6が、今夜の『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)に出演する。披露するのは、もちろん1月16日にリリースされた新曲「Super Powers」だ。仲間と懸命に生きていくことをテーマにした本作は、アニメ『ONE PIECE』(フジテレビ系)のオープニング主題歌のために書き下ろされたもの。個性豊かなキャラクターが集い、冒険を繰り広げていくストーリーは、一人ひとりが得意分野を極めながら成長を続けてきた、アイドルグループV6にも重なる部分がある。もちろん、そんな彼らを応援してきたファンも“V6の一味”。共に歩んできた歴史があるV6だからこそ、仲間とのつながりを歌う「Super Powers」に説得力が増すのだろう。

 20年以上冒険を続けてきたV6も、まだまだ旅の途中。三宅健は、1月13日・20日放送の『ONE PIECE』で、念願の声優デビューを飾った。しかも、声優の仕事が初挑戦にも関わらず、いきなりの囚人と村人の2役を演じ分けたというから、さすがは三宅健。囚人の胸につけた番号が“V6KM”というのも、ファンを喜ばせる粋な演出だ。

 さらに、ルフィ役の田中真弓、ウソップ役の山口勝平と共に『ONE PIECE』史上初となる副音声にも挑戦。「すごく自分としてはハッピーですよ。ずーと初回の放送から観ている『ONE PIECE』に、まさかそんな形で出させていただくなんて思ってもみなかったんで」と、毎週月曜深夜に三宅がパーソナリティを務めるラジオ『三宅健のラヂオ』(bayfm)1月14日放送回では、その時の心境が語られた。

 「大それた感じでニュースになっちゃって、本人としてはとても恥ずかしい」と照れながら、出演シーンが短かったために、期待して観た人がガッカリしてしまうのではないかと思案する三宅。副音声トークの中で、『千と千尋の神隠し』に出てくるカエルの声真似などを披露し、声優界のレジェントであるふたりから「巧みに声色を使い分ける」と褒められたことを、謙遜気味に話す。

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