欅坂46×けやき坂46「ジングルベル」で本格コラボなるか? これまでの『FNS歌謡祭』出演振り返る

 同年にはもう一つコラボがあり、“どうぶつビスケッツ×PPP×欅坂46”として、漢字欅の上村莉菜、小池美波、長濱ねる、原田葵が「ようこそジャパリパークへ」(テレビ東京系TVアニメ『けものフレンズ』主題歌)を歌い、いつもの漢字欅とは真逆のラブリーな世界観を表現。おそらく今回の「ジングルベル」は、ハッピーオーラ満載のひらがなけやきとのコラボということもあり、こちらの路線に近いのかもしれない。そうなると平手は参加するのだろうか? 非常に気になるところである。

 2016年には、“ゴスペラーズ×平手友梨奈”が「ミモザ」でコラボし、「二人セゾン」期のフレッシュな平手がゴスペラーズに混ざって歌唱した。2015年のコラボでは、“乃木坂46×AKB48×欅坂46”が「制服のマネキン」を披露。この時の漢字欅はまだデビュー前で(デビューシングル『サイレントマジョリティー』は2016年4月6日リリース)、テレビ初パフォーマンスとなった。それぞれグループごとにパフォーマンスが割り当てられ、漢字欅パートのフォーメーションは、センターに平手、その両脇を今泉佑唯と小林由依が挟むという3トップの形で、漢字欅の原点が見られた貴重な回。そんな先輩たちのバックアップがあった上で世間へのお披露目となった漢字欅だが、2018年の今回は立場が逆になる。実力はあるとは言え、まだまだ地上波での露出が少ないひらがなけやきを、漢字欅が世間にお披露目するという意味でのコラボになるのではないだろうか。

 そんな中、放送直前になり、急転直下のごとく新たな楽しみが増えた。それは12月4日に生放送された『うたコン』(NHK総合)で漢字欅が「アンビバレント」を披露した際に、新加入する漢字欅2期生から武元唯衣、田村保乃、松田里奈が参加し、21人でパフォーマンスするという、まさに予測不能な出来事が起こった。というのも、漢字欅2期生はまだ全メンバーが発表されていない状態。もちろん2期生が出演するという事前情報もなかった。『2018 FNS歌謡祭』が放送される頃には新メンバー全員が発表されている可能性もあり、もしかすると2期生お披露目の場になるかもしれない。そういった意味でも、相変わらず何が起きるか分からない“欅坂46×けやき坂46”のコラボに注目だ。

(文=本 手)

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