嵐 大野智、Sexy Zone 松島聡、King & Prince 岸優太…個性を活かしたダンスで魅了するメンバー

King & Prince・岸優太

 そしてKing & Prince・岸優太も、全身を目一杯使ったダンスが魅力の若手メンバーだろう。岸はジャニーズJr.時代から数々の舞台に出演しており、ダンスを披露してきた。舞台が暗転しても指先まで表現を止めないところには脱帽だ。そんな岸のダンスの魅力は、テクニカルというよりも全身で表現する力強さだろう。例えば、2017年10月13日の『ザ少年倶楽部』(BSプレミアム)で放送された、岸が所属するPrinceの少年隊メドレー。少年隊の雰囲気とPrinceの雰囲気がリンクしており非常に素晴らしいパフォーマンスだったが、中でも岸のダンスは全身全霊を込めて踊っていることが伝わるダイナミックさがあり、秀逸である。デビューシングル表題曲「シンデレラガール」のパフォーマンスでも、岸らしさは全開だ。Aメロの岸ソロが終わり、神宮寺勇太が歌い始めるBメロ部分、スイッチが入ったかのように力強く踊っているのが見て取れる。まだデビューしたばかりの岸。今後もさらにスキルを磨きダンスの腕前を上げていくのだろう。

 テクニックも然ることながら、各々個性を活かしてダンスで人々を魅了しているジャニーズメンバーたち。ダンスが上手いメンバーといえば、東山紀之、堂本光一、中居正広、坂本昌行などの名前が挙がることが多いが、ぜひ若手メンバーにも目を向けて欲しい。

(文=高橋梓)

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