香取慎吾は笑顔になる“機会”そのものを創り出す 『JANTJE_ONTEMBAAR』来店で感じたこと

 筆者も、直接ショップに向かったからこそ、アロマハンドクリームの香り高さに出会うことができた。テスターのキャップをひねり、ローズ、オレンジ、ウッドの香りを交互に嗅ぐ。スーッと吸い込み、自然と深呼吸をしていることに気づく。しっかりと、それでいて重すぎない、そんな上品な香りは、Web上では確認できないこと。このハンドクリームやまつげ美容液、うるおいマスクの製造元は、香取と草なぎが出演しているCM“ミノキ兄弟”でお馴染みのアンファー。彼らの活動を通じて縁がつながっているのを感じられるのも心があたたまる。

 「次はこんなものを作って欲しい」。香取のInstagramには、そうしたリクエストコメントも届く。たしかに、ショップに行くとアパレルはもちろん、アクセサリーや雑貨など“香取のイラスト×何か”のアイデアが湧き上がる感覚があった。発想力を掻き立てるエネルギーがこの空間には満ちているのかもしれない。

 次はどんなアイテムが入荷されているか。通うのが楽しみになるショップが見つかるというのは、人生を豊かにしてくれるもの。ファッションアイテムのみならず、笑顔になる“機会”そのものを創り出す香取のディレクション力に脱帽しながら、これからも大いに楽しみたい。

(文=佐藤結衣)

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