KinKi Kids 堂本剛、もう謎解きはしたくない? 『金田一37歳の事件簿』ドラマ化実現に高まる期待

 しかし、『金田一37歳の事件簿』では、意図せず事件に巻き込まれ、金田一は「こうなったら仕方ないよな、もう謎を解くしかないっ!」と、奮起することになる。金田一に事件を呼んでしまう体質と期待通りに解決する才能があるとすれば、剛も多くの人から表現物を見たいと思われる体質と、その期待以上に感動させることができる才能の持ち主と言えそうだ。

 とはいえ、金田一の周囲で巻き起こる事件は待ってくれないが、ファンは剛のタイミングを待つことができる。かねてから剛が“東京はスピードが速すぎる”と言っているように、少し時間がゆっくりと流れたほうがいいのかもしれない。いつか叶うかもしれない、と夢見る時間も楽しめる余裕を持って、じっくりと待とうではないか。“堂本金田一”は何歳になっても、きっと期待以上のドラマを見せてくれるはずなのだから。

(文=佐藤結衣)

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