「Road to Union」はJBアナザーズの歩みそのものだーーデビューシングル収録曲のサウンドを分析
どの曲にも共通するのは、ストリングスを生かしたシンフォニックで華やかなアレンジと、大所帯のメンバー編成を生かした爽やかなボーカル/コーラスの妙。そして、「ここからがはじまりだ」と言わんばかりに、これまでの感謝と未来への決意が歌われた歌詞。音/歌詞ともに、3年弱の下積みを経て羽ばたくメンバーの思いが感じられるものになっている。
そもそもJBアナザーズが数々の人気モデル/俳優を輩出するコンテストから生まれたグループであることを考えると、初期の彼らは、それぞれが異なる夢や目標を持つメンバーの集合体だったはずだ。けれども、定期公演や年間100本を超えるお披露目ライブ、数々の対決企画などを通して、お互いに絆や団結力を深めてきた2チームのメンバーは、このデビューシングルで遂にひとつのグループとして団結した。そう考えると、「Road to Union(=団結への道)」とはまさに、JBアナザーズのこれまでの歩みそのものではないだろうか。
最近では各メンバーの個人活動も活発化するなど、多方面での活躍が期待されるJBアナザーズ。今回の『Road to Union』は、彼らがいよいよアーティストとしての本格的なスタートを切ったことを伝える作品として、グループにさらなる追い風を吹かせてくれそうだ。
■杉山 仁
乙女座B型。07年より音楽ライターとして活動を始め、『Hard To Explain』~『CROSSBEAT』編集部を経て、現在はフリーランスのライター/編集者として活動中。2015年より、音楽サイト『CARELESS CRITIC』もはじめました。こちらもチェックしてもらえると嬉しいです。
■リリース情報
JBアナザーズ デビューシングル『Road to Union』
発売:7月31日(火)
価格:(CD+DVD)1500円
(CD)1000円
<収録曲>
Road to Union
Unnostalgia
Road to Union(Instrumental)
Unnostalgia(Instrumental)
<DVD収録内容>
JBアナザーズ LIVE Digest