YOSHIKI、ゆず、Cocco、嵐……西日本豪雨に対するアーティストたちのチャリティ活動を追う
嵐の松本潤は7月20日、広島をサプライズ訪問。広島県庁を訪れ、西日本豪雨の復興支援のため、義援金5000万円の目録を湯崎英彦知事に手渡した。義援金は東日本大震災をきっかけに嵐が始めたイベント『嵐のワクワク学校』の収益の一部で、県などが開設する義援金の専用口座に近日中に振り込まれるという。同日放送の『情報ライブ ミヤネ屋』(日本テレビ系)では、松本の避難所訪問に密着した映像の放送が行われた。シャツ、タオル、絆創膏などの支援物資をナップザックに入れ、避難所の人々に手渡した松本。被災者との会話では、「まだ時間はたくさんかかると思います。もちろん僕らもできることから……今日僕一人しかお邪魔できなかったですけど、うちのメンバーもすごく気にしてますし、うちのアーティストもたくさんいるので、何か力になれることがあったら……ぜひ力になりたいと思ってます」との思いを語った。松本は一人一人との記念撮影にも応じ、長引く避難所生活に笑顔を届けた。
音楽シーン以外にも、YouTuberのヒカキンが7月9日、Yahoo!基金に100万円を募金。その様子と一連の手続きを説明した動画「【拡散希望】ヒカキンと一緒に西日本豪雨の被災地に募金しませんか?」をアップ後、1億円未満だった募金が2億円を突破。7月21日現在では、4億5000万円を上回る募金が集まっている。自らのアーティスト性やタレント力をチャリティに生かし、“自分にできることをやる”というスタンスは、被災地の人々の励みになることはもちろん、その他の地域の人々に対しても行動することの大切さを教えてくれるものである。
(文=久蔵千恵)