山本彩、X JAPAN Toshlも絶賛したギタリストとしての特徴は? これまでのキャリアとともに考察
6月21日に放送された『UTAGE!夏のリクエスト祭り』(TBS系)にて、Toshlと山本彩によるX JAPAN「Say Anything」が披露され、Twitterでトレンドに入るなど、大きな反響を呼んでいる。
山本は、昨年9月の放送で斉藤和義「歌うたいのバラッド」のギター弾き語りに挑戦。最後まで歌いきったのだが、途中で演奏が止まる部分もあり、悔しさから涙を流していた。そのリベンジとして、今年3月の放送で挑戦したのが、ゆず「いつか」の弾き語り。ブルースハープの演奏、音程を下げる演奏法のベンドが加わった前回より難易度の高いパフォーマンスとなったが、プレッシャーに打ち勝ち、見事完走。いつしか山本にとって、『UTAGE!』は前回の自分を超える挑戦の場となっている。
今回山本に与えられたのは、「Toshlの超絶ボーカルを最大限に引き出そう」という課題。「Say Anything」は、1991年にX名義でリリースされた8枚目のシングル曲で、バンドの演奏と共に徐々に高揚していくToshlのボーカルが印象的なロックバラード。本番では、当時を凌ぐほどの絶叫に似たToshlの歌声に、山本が呼応するかのように力強いストロークでギターをかき鳴らしていく。まさに、互いの感情が一致したことで生まれた情熱のパフォーマンスだ。
Toshlは、山本のギターを「何かひたむきさとか純粋さとかまっすぐな気持ちがそのままギターに乗って、それが儚くもあり、危うくもあり、逆に力強くもある」と評価し、「ロックのスピリットを出していくとそれに呼応するように、ギターで絡んできてくれて」「初めてのぶつかり合いでしか生まれないノリとパッションがあると思うので、大成功だったと思います」とパフォーマンスを振り返った。自身のInstagramでも山本とのツーショットと共に、「次世代担うアーティスト」「大切なこと思い出させて頂きました」と今回のコラボに刺激を受けたことをコメントしている。