NGT48 荻野由佳、『AKB48世界選抜総選挙』に意欲「いい意味で期待を裏切るアイドルでいたい」
6月16日に『第10回AKB48世界選抜総選挙』が開催されるのを受け、6月11日から15日にかけ『今週土曜はAKB世界選抜総選挙 見どころ』(フジテレビ系)が毎夜放送され、15日深夜にはその総集編がオンエアとなった。
トップバッターを飾ったのは、NGT48の荻野由佳。昨年の総選挙で速報1位、今年も速報1位という2年連続の快挙を成し遂げたシンデレラガールだ。荻野は速報1位という結果を予想していなかったと語りながらも、「呼ばれるなら、去年に近い順位(本選5位)がいいなと思っていたので。でも、速報なのでまだなんとも言えないんですけど、(2位の松井珠理奈と)2万票の差があるといって全く安心しているというわけでもないですし、前回が速報から本番までの結果がすごい伸びたというわけではなかったんですね。今回は、私もファンのみなさんも前回とは違うんだぞというのを、世間のみなさんに伝えていこうと話しているので」と今年の総選挙にかける意気込みを語った。今年は誰が1位になっても初女王となる総選挙。その1位争いのライバルとなる一人、HKT48の宮脇咲良については、「48グループにとって絶対的必要な存在」と話す。「私が加入する前からの憧れの人でもあったので、去年の総選挙も咲良さんと並んでのランクイン(宮脇が4位、荻野が5位)ということで、一番越えたい壁です。簡単に越えられない壁というのは分かっているんですけど、壁があるからこそ燃えるっていうか。ある意味みなさんの期待を裏切っていきたいなと思います」と敵意を燃やした。
荻野のコメントを受け、宮脇は「越えさせません」と一言。さらに、「私もこれまで総選挙では、繰上げでしか順位を上げていなくて、先輩たちの壁を2年間越えられていないので、私もその強敵になりたいなって思います」と荻野を待ち構える準備は万端の様子。宮脇が総選挙ポスターに掲げる「博多で取った旗は博多で引き継ぐ」は、指原莉乃が総選挙3連覇を成し遂げ、同じHKT48として指原の跡を引き継ぐという意味が込められている。荻野は、宮脇のプレッシャーを汲みながらも、「新潟もそろそろ4年目になりますし、後を引いてられないなと思うので。じゃあ、誰が新潟の総選挙を引っ張っていくかと言われたら、私が引っ張っていきたいなという気持ちが強いので」と女王の椅子を取りに行く気持ちは十分のようだ。
宮脇と同じく、1位争いの大本命であるSKE48の松井珠理奈も「人懐っこさ」だと荻野が支持される理由を話す。そんな荻野がもし女王に輝いたのならば、「いい意味で期待を裏切るアイドルでいたいので、今は坂道シリーズが注目されている時期かもしれないけれど、全盛期と呼ばれていたAKB48グループを感じさせられたらなと思います」と48グループ全体を背負って立つ存在として思いを馳せた。